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西いなば気楽里通信

西いなば気楽里通信R4.6月号

出荷者さんご紹介 創作味処そろそろ 神山孝光さん・啓子さん (鳥取市鹿野町)

宮城×鳥取  キラリと光る職人の技
神山さんのご出身は宮城県石巻市。2011(平成23)年3月、東日本の太平洋沿岸に甚大な被害をもたらした東日本大震災を機に鳥取市へ。市内馬場町にある権現庵での料理提供などを経て、まさに道の駅がオープンしたばかりの2019(令和元)年7月、鹿野町へ。神山さんのお店「創作味処”そろそろ”」は、鹿野城下町の一角、国登録有形文化財にも指定されている熊谷家住宅。店名は公募で決定されたとのこと。食材の旨味を最大限に活かした料理を創り出すこと。そして、時間を忘れてゆっくりと食事を楽しんでいただきたいとの強い思いが込められています。
 “〆さば寿司”や”あぶりサーモン寿司“、”日光生姜きんぴら“などなど・・・・。悠久の時がゆったりと流れゆくお店の中で、魯山人直伝の職人の包丁から生み出される”そろそろ”さんの料理の数々。道の駅総菜コーナーでお買い求めいただけます。

ピックアップ

"勝部岩力踊り"披露
「勝部岩力踊り保存会」の皆さんによる、石切りの力強い調べと優美な踊り 
 ゴールデンウィーク只中の5月5日、たくさんの来訪者で賑わう道の駅情報休憩コーナーで、西いなばの大切な伝統芸能の一つ「勝部岩力踊り」を地元保存会の皆さんに披露いただきました。
 この踊りは、江戸時代初期、鳥取城の修復・拡張工事に青谷町勝部地区から木材・石材を提供。この時駆り出された地区の農民が厳しい労働の慰めに歌った労働歌が始まりと伝わっており、石切唄、岩石唄とも云われています。

道の駅活用術No.24 第2段特別応援キャンペーン お食事クーポン券

レストラン鷲峰山で使用できます「お食事クーポン券(販売額4000円で5000円分)」がインフォメーションコーナーにて販売中です。
ご購入、ご使用期限は令和4年6月30日になります。
この機会にぜひご利用ください。

西いなばカレンダー 2022.6月

道の駅西いなば気楽里誕生祭 おかげさまで3周年!!
7月2日㈯、3日㈰"キッチンカー大集合!!"

7月3日㈰10時~12時"西いなば朝市"
※先着100名様に記念品贈呈※

7月2日㈯、3日㈰"刑務作業製品展示即売会"9時~18時
◆会場 地域交流室

<特設ステージイベント>
★マロンミュージックアマチュアバンド★チアダンス
★ヒップホップkidsダンス★ガールズ傘踊り★旗広め隊
西いなばフリーマーケット
出店者募集しています!!
◆開催日 6/19、7/17、8/21、9/18、10/16
毎月第3日曜日 朝市と同時開催(10時~15時)
◆出店料 500円(1ブース:2.7m×1.8m)
◆申込方法 開催日の3日前までに電話(0857-82-3178)又は直接道の駅にお申し込みください。
らっきょう漬け体験教室 参加者募集中
初夏が旬のらっきょう! 根付きを使用した本格的らっきょう漬けを伝授!

◆6月12日㈰13時30分~ 道の駅地域交流室
◆参加費1200円(らっきょう、500g用ビン代含みます)
◆店員15名 ◆指導:福部漬け方講師の会
◆申込方法 電話(0857-82-3178)又は直接道の駅へ

編集後記

今年のGW、道の駅でも沢山の皆様にお越しいただくことができました。道の駅がオープンして間もなく丸3年。初めてのGWはコロナ休業、幾つかの都府県に緊急事態宣言が出された2度目。またまだ完全復活ではないですが3度目にしてようやく賑わいのあるGWを体験することができました。西いなばには、旧暦の端午の節句にあわせ11所で菖蒲綱引きが行われます。子どもたちが主役となる綱引き行事は全国的にも稀で、国の重要文化財に指定されています。コロナ禍により多くの伝統行事が止まっていますが、6月12日青谷町本町の菖蒲綱行事が執り行われるとのこと。少しずつですが段々と"日常"の足音が大きくなっていく気配です。7月2、3日は道の駅誕生祭。ご来駅お待ちしています。(駅長) 

西いなば気楽里通信R4.5月号

出荷者さんご紹介 "凛々" 中原健太さん  (岩美町浦富)

海に魅せられて  喜んでもらえる食づくり
アニメFree!ゆかりのスポットとして人気の岩美駅のほど近く。元は中華料理屋さんだったという店舗兼加工所を覗くと、エプロン姿の中原さんがいつもの笑顔で迎えてくれました。
 中原さんは岩美町田後生まれ。子どもの頃から海に親しみ魚が大好き。そんな魚をもっと多くの人に知って欲しいとの想いは就職した食品会社でも膨らみ続け、ついに水産加工食品での起業を決意。
 中原さんの夢が詰まった加工品第1号は近海で水揚げされた鰰の酢漬け。「ハタハタなんばん」と命名されました。ラベルにさりげなく添えられた”手造り”の文字からは、食づくりにかける熱い思いが伝わってきます。     
 “凛々”さんのお店では、昨年秋から弁当販売もスタート。旬の食材で一品ひとしな丁寧に仕上げた日替わり弁当は大好評です。
 まろやかで味わいさっぱり。「ハタハタなんばん」は、道の駅お魚コーナーでお求めいただけます。

ピックアップ

道の駅 "にちなん日野川の郷"出店
4月17日(日)、西いなば朝市に日野郡日南町の道の駅「にちなん日野川の郷」が出店されました。イチゴや椎茸、レタスなど日南町の特産品を特価で販売いただきました。道の駅では、引き続き各地の道の駅と連携した取り組みを進めていきたいと思います。

浜村川改修工事 "畑川橋"完成まぢか !
道の駅に隣接する浜村川の改修のため、令和2年秋から行われていた畑川橋の架け替え工事。4月12日、橋の背骨となる延長およそ20mもの巨大なな橋桁5基が設置されました。今後、仕上げ工事が順次進められ夏に完成するようです。

道の駅活用術No.23 らっきょう漬け体験教室参加者募集

初夏が旬の"らっきょう"。昔から「畑の薬」とも云われ沢山の栄養がぎっしりと詰まった食品です。JA鳥取いなばのご支援をいただき、根付きらっきょうを使用した本格的らっきょう漬けを体験いただきます。

◆6月12日(日) 13時30分~
◆道の駅西いなば気楽里 体験加工・地域交流室
◆指導  福部漬け方講師の会(鳥取市福部町)
◆参加費 1,200円(らっきょう等材料費、500g用ビン代金含む)
◆定員 15名
◆申込先 道の駅西いなば気楽里 電話 0857-82-3178
※申込期限 5月31日(火)まで

西いなばカレンダー 2022.5月

道の駅西いなば気楽里 情報・休憩コーナー
"アンサンブルリリー演奏会"
◆5月1日(日)13:00~

鳥取市無形民俗文化財 勝部岩力踊り
"勝部岩力おどり保存会"
◆5月5日(こどもの日) 11:00~

※情報休憩コーナーは、作品展示会や演奏会などにご活用いただけます。
お申込・問い合せ ☎0857-82-3178

【営業時間のお知らせ】
◆物産館  9am~6pm   ◆ファミリーマート24時間
◆レストラン鷲峰山 10am-6pm(ラストオーダー5pm)
◆フードコート 10am~4pm(土日祝 5pm)
あおや郷土館
【令和4年11月3日~27日】
郷土のカメラマンによる写真展2022 作品募集
◆対象 鳥取市西地域に在住・在勤・および同地域を愛する方。プロ・アマ、年齢問いません。
◆申込期間 令和4年5月1日(土)~10月30日(日)
※作品規定など詳細は「あおや郷土館」HPなどでご確認ください。

むかしの農具・道具  -これな~んだ!?-
◆5月22日(日)まで展示中
青谷におけるむかしの生活の様子を絵で紹介する「時代絵草紙」(個人蔵)とともに、当館所蔵の現在はほとんど使われなくなった
むかしの農具や道具類を展示
◆観覧無料

あおや郷土館
青谷町青谷2990-4
☎0857-85-2351
あおや和紙工房
柴山抱海と鳥取県書道家14名による地元因州和紙を書く
◆5月29日(日)まで
午前9時~午後5時(月曜日休館)
◆観覧料  一般300円  小中高生150円

因州和紙で一筆啓上いたします
好きな言葉を揮毫し因州和紙に表装
5月8日(日)
①10:00~
②13:30~
◆講師 柴山抱海師
◆参加料1,000円 ◆各回10名まで

あおや和紙工房
青谷町山根313
☎0857-86-6060
青谷上寺地遺跡展示館
あおやかみじちシルエットクイズ
プリントに描かれたシルエットと同じものを展示室の中から探し出そう!
参加者には記念品プレゼント!!
5月1日(日)~8日(日)
※9:00~16:00
※参加料 無料
※予約不要

青谷上寺地遺跡展示館
青谷町青谷4064
☎0857-85-0841

編集後記

今号の西いなば探訪は、西因幡を完全に飛び出し鳥取市南地域・河原町へ。河原町のランドマーク・河原城は「ふるさと創生1億円事業」を機に平成6年に建設されました。真新しいお城に初登城した際、亀井さんの肖像パネルが掲げられているのを不思議に思った記憶があります。山陰道・鳥取道のおかげで道の駅からあっという間に河原町に到着。しかし、大井手用水路の最上流から下流を眺めると賀露ははるかに遠い。東南アジアまで漕ぎ出した亀井さんにとっては、特別な距離ではなかったのだろうか?西因幡に暮らす私たちは敬慕を込めて「亀井さん」と今でも呼び継いでいます。"亀井さんのおおいで"。河原町の皆さんをとっても身近に感じさせてくれる響です。(駅長) 

西いなば気楽里通信R4.4月号

出荷者さんご紹介 "なかざき農園" 中嵜良行さん・妙子さん(鳥取市青谷町)

本物の野菜の美味しさを子どもたちへ
 大阪でシステムエンジニアをしていた良行さん夫妻が農業に惹かれ始めたのは、世界中がリーマンショックの激震に見舞われた平成20年頃。
 ふと訪れた就農フェアで「とっとりふるさと就農舎」と出逢い、鳥取へ。就農舎三期生として2年間栽培技術や農業経営を学んだ後、平成23年秋、いよいよ青谷町で農家デビューを果たしました。「青谷町は、海もあって山や川も近くて・・・」と、パラグライダーインストラクターの資格も持つ良行さん。
 なかざき農園の原動力は、「子どものうちに本物の野菜の美味しさを知って欲しい」との強い想いです。
 最初に力を注いだ野菜は、糖度のとても高いトウモロコシ。長男の名前をいただき「よしとくんコーン」と命名しました。そして、長女の名前は「まいちゃん人参」に。寒さの中で強烈に甘さを増したニンジンは、そのままジュースにすると絶品です。
 ご夫妻の次なる挑戦は二女みくちゃんへ贈る野菜づくり。どんな野菜が生まれてくるのかワクワクします。
  

ピックアップ

来場者200万人を突破!!
3月25日(金)、道の駅西いなば気楽里の来場者数が200万人を突破しました。
 道の駅西いなば気楽里のオープンは令和元年6月30日。奇しくもオープンから丁度1000日目のことでした。
 この日、200万人目のお客さまとしてお迎えしたのは鳥取市の中村文男さんと光江さん。そして孫の睦生さんと和佳奈さん。お孫さんの春休み初日、光江さんの誕生日のお祝いにと食事にご来場くださいました。
 記念品として鳥取地鶏のキーマカレーや鹿野そばなど西因幡地域の特産品と記念証をお贈りしましたが、思わぬ誕生日プレゼントともなり大変喜んでいただくことができました。

道の駅活用術No.22 中国「道の駅カード」発売!

道の駅をめぐろう!! 
4月22日(道の駅の日)に、道の駅カードが鳥取県 16駅で一斉発売!(1枚200円)
※道の駅「琴の浦」はリニューアルに合わせて発売予定です。

コンプリートカードをGETするには
Ⅰ 県内道の駅で応募台紙をGET!
Ⅱ 道の駅カードを購入してスタンプを押してもらおう。
Ⅲ 16駅のスタンプ揃ったら県コンプリートカードを応募しGET!
Ⅳ 同様に中国各県のコンプリートカードを応募しGET!
Ⅴ 中国5県揃ったら中国5県コンプリートカードをGET!

16駅を揃えたら鳥取県コンプリートカードを! 中国全駅を揃えたら中国5県コンプリートカードプレゼント!


~道の駅週間 4月22日~28日~
「道路にも鉄道の駅のようにトイレがある駅があってもよいのでは・・・・」。平成2年に開催されたシンポジウムで、こう提案されたのを機に動き出した「道の駅」。その後、社会実験などを経て、全国ではじめて103の道の駅が誕生したのが平成5年4月22日でした。現在、全国には1194駅(2022.2.9現在)が開設されています。

西いなばカレンダー 2022.4月

鹿野往来交流館 童里夢

昭和の足跡 鹿野祭り写真展


◆3月19日(土)~4月12日(火)

懐かしい昭和の時代の鹿野祭りの写真を100点以上展示。

鹿野往来交流館 童里夢
鹿野町鹿野1353
☎0857-38-0030
道の駅西いなば気楽里 情報・休憩コーナー
"胡弓で中国の美音を楽しむ会"
◆4月10日(日)午前11時30分~12時00分

"アンサンブルリリー演奏会"
◆5月1日(日)午後1時00分~

西いなば探訪パネル展示
◆4月9日(土)~4月30日(土)
道の駅西いなば気楽里通信に掲載中の「シリーズ西いなば探訪」も今月で15回。
西いなばの歴史や自然の魅力をパネルで一挙にご紹介します。

※情報休憩コーナーは、作品展示会や演奏会などにご活用いただけます。
お申込・問い合せ ☎0857-82-3178

道の駅西いなば気楽里 体験加工・地域交流室
※画像はイメージです
西いなばの匠養成講座
春の寄せ植え教室
◆4月24日(日) 13時30分~
◆講師 Le Ciel 船越智子先生
◆参加費 2,500円(材料費、植鉢含む)
◆定員 20名限定
※申込期限 4月17日(日)まで
◆申込先 道の駅西いなば気楽里
電話 0857-82-3178





あおや和紙工房
柴山抱海と鳥取県書道家14名による地元因州和紙を書く
◆4月23日(土)~5月29日(日)
午前9時~午後5時(月曜日休館)
◆観覧料  一般300円  小中高生150円

あおや和紙工房
青谷町山根313
☎0857-86-6060
あおや郷土館
むかしの農具・道具  -これな~んだ!?-
◆4月16日(土)~5月22日(日)
青谷におけるむかしの生活の様子を絵で紹介する「時代絵草紙」(個人蔵)とともに、当館所蔵の現在はほとんど使われなくなった
むかしの農具や道具類を展示
◆観覧無料

あおや郷土館
青谷町青谷2990-4
☎0857-85-2351

編集後記

桜満開の鹿野城跡。いつもの年ならば笛や太鼓、鹿野まつりの稽古の音に心躍るころのはずが・・・。御幸行列はコロナのために今年も取りやめになってしまいました。吹っ切るように、鹿野往来交流館で開催中の鹿野祭り写真展へ。今月の西いなば探訪では、ここで出会った1枚の写真をメインにお届けしています。この写真が撮影されたのは昭和17年頃、およそ80年前。城下町の街並みにはかやぶき屋根も。震災前か、昭和18年には鳥取大地震に見舞われ鹿野でも多くの家屋が倒壊しました。往時なら、横切ると斬られるとも云われる武者行列(のぼり差し)を、厳粛にそして頼もしく迎える人々。鹿野祭りの主役は若者たち。周囲の大人たちは、昔も今も時に厳しくそして大事に見守っています。(駅長) 

西いなば気楽里通信R4.3月号

西いなば探訪14 ~亀井さんを訪ねて~ (白兎・湖山池)

白兎神社・防己尾城
白兎神社拝殿
白兎神社の創建は明らかではありませんが、古事記や日本書紀に記されている「因幡の白兎」で有名な神社で、大国主命に助けられた白うさぎがガマの穂にくるまって体を休めたとされる身干山(みほしやま)と呼ばれる丘の上にあります。神社入口前に広がる白兎海岸では、白うさぎが渡ったとされる淤岐ノ島(おきのしま)やワニザメのようにも見える周辺の岩々を見渡すことができます。また、境内には、白うさぎが体を洗い清めたとされる御身洗(みたらし)池があります。御身洗池は不増不減の池とも呼ばれ、旱天・豪雨時にも水位が変わらないと云われています。社叢は日本海岸の原始林景を今に残している重要なものとして、昭和12年国の天然記念物に指定されました。
亀井茲矩公、奇瑞の夢を得て再興す
御身洗池(不増不減の池)
  1600(慶長5)年、天下分け目の関ケ原の戦いが勃発します。因幡・伯耆の諸大名が西軍に加わる中、鹿野城主亀井武蔵守茲矩は東軍徳川方に加わり、気多郡に加え高草郡2万4200石を拝領しました。
  兎の宮、大兎大明神、白兔大明神とも呼ばれる白兎神社は幾たびかの兵乱により焼失し衰微していましたが、慶長年間に茲矩が社殿を再興し社領20石2斗を寄進しています。江戸時代中期に鳥取藩の阿陪恭庵により編纂された「因幡志」には、"亀井殿当郡主の時、ある夜の夢に何ともなきもの来りて、我は白兎というものなり、我が住む社なし"と告げます。茲矩公は神社の場所を探し出し再興されたと記されています。
白兎神社 (鳥取市白兎603)
菊座石
[祭神] 白兎神  豊玉姫命  保食神
[祭]  例祭4月17日
※白兎神は神話に登場する因幡の白兎のことであり、皮膚病に霊験のある神さまとして、また、大国主命と八上比売の婚姻をとりもったことから縁結びの神さま、さらに遠国にあってもこの兎に願えば早く国に帰ることができると云われています。
※本殿を支える土台の石は「菊座石」と呼ばれ、28弁の菊の紋章が彫刻されています。全国的にもたいへん珍しく、神社創建が皇室と何らかの関係があったものと見られます。

秀吉・茲矩を悩ませた智将 吉岡将監
防己尾城跡遠望(福井展望駐車場より)
 1581(天正9)年、羽柴秀吉は2万余騎の大軍を率いて姫路城を出発し、久松山近くの帝釈山(太閤ケ平・本陣山)に進出、鳥取城の包囲に取り掛かりました。兵糧攻めの始まりです。この時、鹿野城から包囲軍への物資補給路の中ほどに位置する「防己尾城」には毛利方の吉岡将監が300余騎でたてこもり、包囲軍の背後や亀井の補給隊をしばしば急襲するなど、秀吉や茲矩を大いに悩ませていました。
 防己尾城攻めを決めた秀吉は、側近の多賀文蔵に千成瓢箪の馬印を授け先陣とし、自らも陣を進めます。秀吉は、陸からの三の丸攻撃と見せかけ、舟による本丸攻撃を仕掛けますが、その作戦を予知した将監は本丸の守りを堅めます。 
 上陸し本丸に迫った秀吉軍は、鉄砲を一斉に放たれ、矢・大木・岩石を降り注がれ、槍を並べた城兵の急襲を受け総崩れとなります。この戦により多賀文蔵など秀吉軍の名だたる武将は討死し、残る兵は慌てて舟を繰り出し退散、秀吉が授けた馬印も奪い取られました。秀吉は激怒しますが鳥取城包囲中であり、これ以上留まるのは利あらずとして、茲矩に厳重な包囲を命じ鳥取へと引き返します。
 その後、将監は夜闇にまぎれて籠城する兵ら全員を脱出させ城に火を放ち、自らも小舟で脱出、良田と高住の間付近に上陸、大塚村で農夫となり一生を送ったと云われています。
 
防己尾城本丸頂上。城跡には遊歩道も整備されている。
【参考文献等】  新修鳥取県神社誌「因伯のみやしろ」(H24鳥取県神社庁) 「防己尾城の攻防戦」(H4湖南地区公民館発行) 「古城の譜-中国地方-下」(S49中国新聞社編)  

西いなば気楽里通信R4.2月号

出荷者さんご紹介 田中宏佳さん (鳥取市気高町)

逢坂のクロボクで育つ  真っ白な長いもと里芋
銀行マンとして全国各地を転勤した後、定年を機にUターン。親から譲り受けた土地を遊ばせておくのはもったいないと、化学肥料・農薬は一切使用しない有機農業をスタート。
  田中さんの畑は「くろぼく」。大山の火山灰を多く含む土でフカフカ。この土で育つ長いもや里芋はストレスなくすくすくと大きくなるため、皮が薄く柔らかい。包丁の刃でこすると簡単に皮がむけ真っ白な芋の肌が出てきます。正に自然界が与えた理想的な土です。
  柔らか、まろやかだけど煮崩れしないのも特徴の一つ。定番の煮物はもちろんのこと、スライスしてお味噌汁にするのもオススメ。お味噌汁の中に浮かぶ真っ白な里芋と青ネギのコントラストは、アートとも言えるぐらいの美しさを感じます。
   田中さんの長いもと里芋は、長いもの葉をデザインしたグリーンのロゴマークが目印です。

ピックアップ

おいしいたけ出てこい ~植菌体験会より~
しいたけ植菌体験 R4.1.15 体験加工・地域交流室
鳥取生まれの原木肉厚しいたけ「とっとり115(いちいちご)」にちなみ、1月15日、西いなば気楽里ではとっとり115の「植菌体験会」を開催しました。
  植菌の指導は鳥取県椎茸生産組合連合会長もお務めの長谷川和郎さん(青谷町)。参加者はシイタケの歴史や育て方なども教わりながら一粒づつていねいに植え付けていました。
 
この日準備したコナラの原木は100本。成人の日前後から雪の日が続き人出を心配していましたが、時折晴れ間がのぞいたこの日は多くの皆様に体験いただくことができました。順調に育てば、来年の今頃には収穫できます。
 

道の駅活用術 No.20 とっとり115フェア

◆実施期間 1月29日(土)--2月15日(火)
冬が旬の肉厚原木しいたけ「とっとり115」と、地元の新鮮な食材を使った特別メニューが楽しめる期間限定のグルメフェアです。道の駅では一足早く1月15日からご提供中です。ぜひこの機会にお楽しみください。

このフェアには県内17店舗が参加しています。西いなばでは、道の駅のほか「コーヒー&カレー五島」(青谷町青谷)でお楽しみいただけます。鳥取の逸品が当たるプレゼントキャンペーンも実施中です。

とっとり115とは?
鳥取生まれの原木しいたけで、肉厚で大型、舌触りも良くきめ細かい肉質で「山のアワビ」と称されることも。最上級のものは「鳥取茸王」としてブランド化されています。奥深い香りと旨味たっぷりの味わいは他の食材の魅力を引き出し、いろいろなお料理で楽しめます。
西いなば気楽里の特別メニュー
原木しいたけ115と鳥取地鶏のかってな丼
レストラン鷲峰山   900円(税込)
原木しいたけ115ラーメン
レストラン鷲峰山   950円(税込)
椎茸115の磯辺揚げうどん
ファーストフード   600円(税込)


しいたけたっぷりきのこカレー
ファーストフード   500円(税込)

西いなばカレンダー 2022.2月

2月の西いなば朝市6日(日)・20日(日) 9:00~11:00です。
あおや郷土館
気高・鹿野・青谷のこどもたちによる
第17回鳥取市児童生徒交流絵画展
◆1月15日(土)~2月13日(日) 
午前9時~午後5時 (月曜日休館)
◆入場無料  

動物ポンポン作り~トラ編~
2月5日・11日・12日
10-14:/要電話予約
参加料:無料 小学生以上

あおや和紙工房
第18回 因州和紙あかり展
◆1月15日㈯~3月21日㈪祝
午前9時~午後5時(月曜日休館)
◆観覧料 一般300円 小中高生150円

鹿野芸術祭2021つくるの扉発表会
鹿野芸術祭でみんながつくった作品を観たり、
アーティストのトークやカフェを楽しんだりする2日間

2022年2/19㈯、2/20㈰
OPEN 11:00~17:00
ART CUBE クチュールシカノ
(鹿野町鹿野1321/旧山根洋装店) 
クチュールシカノは昔の洋装店をリノベーションした鹿野の新しいアートベースです。

◆鹿野芸術祭カフェでまったり◆
19日・20
応援よろしくお願いします 

◆鳥取夜景製本教室atオンライン講座◆
19/要予約
自宅で鳥取夜景の本作り

◆作品をみて・はなして・きく会◆
20日 13:30-14:30/要予約
費用:1ドリンク+投げ銭

◆アーティストトーク◆
20日 15:00-16:00/無料
藤田美希子さんと山本晶大さん

◆セメント工作ワークショップ◆
19日 11:00-17:00/予約不要・無料
簡単に作れるモルタル製の小作品

◆ギャラリー◆
「しかのひょうげん教室」の作品や芸術祭各プログラムを写真やレポートとともに展示

【主催】鹿野芸術祭実行委員会 西いなば工芸・アート村推進事業実行委員会 【共催】鳥取県

詳しくはこちらで→鹿野芸術祭HP

編集後記

 昨年の元旦は大雪で雪かきに追われたことを思い出します。今年の三が日は道の駅でお客様をお迎えし、翌日加知弥神社と地元の高田神社へ初詣。加知弥神社の拝殿には、高くかざした携帯電話ににこやかに話しかけている一人の女性。電話の相手はきっとお孫さんか、スマホのカメラを使って一緒に参拝していらっしゃいました。コロナに翻弄される中での二度目のお正月。あっという間に二十日正月が近づくや、コロナとの闘いは感染力の強いオミクロン株の出現により新たな局面に。鳥取県でも感染者数が日々最多を更新。感染拡大スピードが速いと沈静化も比較的早いのではとの解説に望みを託しています。境内に子どもたちの元気な歓声が響き渡る正月が待ち遠しいですね。(駅長) 

西いなば気楽里通信R4.1月号

出荷者さんご紹介 鹿野あげは農園 古田晋平さん (鳥取市鹿野町)

素材のうま味をグッと引き出す かぼす胡椒
古田さんとカボスの出会いは大学生の時。お義兄さんの実家がある大分で、味噌汁や刺身など何にでもカボスを搾ってかけることを目の当たりにしました。以来、苗を少しずつ購入。40年以上経った今、古田さんの農園には多くのカボスの木が青々と育ち、一万個を超す果実が収穫できるようになりました。
 県の栽培漁業センターを退職後、古田家に伝わる秘伝のカボス調味料の商品化に挑戦。生まれたのがこの「かぼす胡椒」です。鍋料理にはもちろん、刺身にはワサビという認識さえ変えてくれる逸品です。オリーブオイルとの相性も抜群で、ちょっとおしゃれにカルパッチョを味わうこともできます。さらに、イカなどの魚介類を炒めたときに気になる独特の臭いを消し、うま味を凝縮させたワンランクアップのお料理に爽やかに変身。
 今後はカボスのコンフィチュールも商品化予定とのこと。ヨーグルトに入れたり、パンにつけたりムースに添えたり・・・・・。どんな食べ方ができるのか考えるとワクワクしますね。

ピックアップ

年末の交通安全県民運動 ~ゆとり持つ時間に気持ちに車間距離~
 12月13日から22日までの10日間、年末の交通安全県民運動が行われました。期間中、道の駅情報コーナーには書道パフォーマンス甲子園で優勝経験もある鳥取東高校書道部の皆さんによる大作が展示されました。これは、鳥取市交通安全対策協議会(会長:深沢鳥取市長)が展示されたもので、13日に開催された交通安全運動開始式で書かれたパフォーマンス作品です。
 交通安全スローガンが描かれた迫力ある作品に来駅された多くのドライバーは安全運転に思いを新たにし出発していかれました。
※令和3年1月から11月までの間、県内では555件の交通事故が発生し18人が亡くなられました。交通死亡事故根絶に向けてドライバー・歩行者などすべての人が思いやりの心をつないで行きましょう。

道の駅活用術No.19 とてもお得なチケットご案内!

特別応援キャンペーン お食事クーポン券
レストランご使用可能
・4000円で5000円分 25%プレミアム 
・ご使用期限…2022年3月31日㈭
・西いなば気楽里でR4.1月末まで販売中
とり旅応援前売り券
物産館でご使用可能
5000円で6000円分 20%プレミアム
・ご使用期限…2023年3月31日㈮
・西いなば気楽里でR4.1月20日まで販売中
鳥取市地域振興チケット
物産館ご使用可能(青色のチケットのみ
・3500円で5000円分 30%お得‼
・ご使用期限…2022年1月31日㈪
※既に完売しております。

西いなばカレンダー 2022.1月

あおや和紙工房
第18回 因州和紙あかり展
◆1月15日㈯~3月21日㈪祝
午前9時~午後5時(月曜日休館)
◆観覧料 一般300円 小中高生150円

和紙あかりづくり
~木と和紙を使ったランプシェード~
(要予約)
◆1月23日㈰13:30~
・定員15名 ・参加料3000円
・講師 山之内芳彦(木工・灯り作家)
青谷上寺地遺跡展示館
"展示館のお年玉"
青谷上寺地遺跡出土のお金「貨泉(かせん)」のレプリカをピカピカにみがいてお年玉を手に入れよう!
◆1月4日(火)~10日(月・祝)
   13:00~16:00(材料がなくなり次第終了)
◆料金 一般300円(高校生以下無料)  
あおや郷土館
第13回青谷高校授業作品展
青谷高校の生徒たちが授業で制作した書道・絵画・デザイン画・工芸作品などを展示
◆~1月10日(祝日)まで 
◆観覧料 無料  
西いなば気楽里 115フェア
1月15日は「とっとり115」の日

【植菌体験会】
◆1月15日(土)    10:00~12:00
◆体験料 1,000円(ほだ木2本)
◆定員50組※参加ご予約はお電話で。☎0857-82-3178  

【七福蕈なべ】
◆1月15日(土)  200円/杯
◆たくさんのきのこを使ったお鍋です。
※なくなり次第終了

フェア期間中、レイストラン鷲峰山とフードコートでは特別メニューを準備しています。

冬が旬の肉厚原木しいたけ「とっとり115」を全身でご堪能いただく1ケ月です。ぜひ道の駅でお楽しみください。


§営業時間のお知らせ§
◎物産館・レストランとも年内は31日まで通常どおり営業いたします。
【物産館】午前9時~午後6時
 【レストラン】午前10時~午後6時(ラストオーダー5時)

◎1月1日(元旦) 午前11時開店!!
【物産館・レストラン】午前11時~午後6時
◎1月2日以降は 通常営業!!
【物産館・レストラン】午前9時~午後6時

元旦・二日
福袋、ぜんざい
準備してお待ちしています。

※コンビニエンスストア並びにトイレ・休憩情報コーナーは通常どおりご利用いただけます。

 

 

編集後記

"西いなば"の魅力をもっと知って欲しい。知らない"西いなば"をもっと知りたいと、「西いなば探訪」シリーズの掲載を始めて12回目を迎えました。今号でご紹介するのは酒津。その昔、酒津は樽谷と呼ばれていたようですが、樽に因んで酒津と亀井さんが改名したとも伝わっています。振り返ってみると、西いなばのそこここに亀井さんのエピソードが潜んでいることに改めて驚きました。新年もシリーズを重ね、知らない亀井さんにもっともとっと出会ってみたいと思います。オール西いなばで取り組んでいる「第2回亀井さん検定」は、新年3月13日(日)鹿野温泉・山紫苑で実施されます。ぜひ挑戦してみてください。(駅長) 

西いなば気楽里通信R3.12月号

出荷者さんご紹介 岸田靴下工房 岸田輝男さん (鳥取市用瀬町)

2021-12-01
県外の大手ストッキング会社を退職し、郷里用瀬町にUターンした岸田さんが靴下の製造から販売、営業を手掛ける工房を開いてから40年が経ちました。
 商品化に1年半かかったという5本指の靴下は、「履けば楽楽 5本指あしぶくろ」のネーミングのとおり、締め付けることなくフワッと足を包み込んでくれる履き心地抜群の逸品です。編機で形を整えたのち、指と指の間の細部をミシンでていねいに縫製して作られるこの靴下は、工房いちばんの人気商品。九州や四国からも、この靴下にこだわり購入に駆けつけるファンも。
 岸田さんご自身のこだわりをお尋ねすると「牛のよだれ」とのこと。商売は切れ目なく垂れる牛のよだれのように、気長く辛抱よく続けることが大切なのだそうです。商品タグに書かれている「MAID in とっとり」にこだわり続ける岸田さんの五本指の靴下。これから足の先が冷たくなる季節に一層おススメです。

ピックアップ

道の駅活用術No.18

西いなばカレンダー 2021.12月

<臨時休業のお知らせ>
休業日 12月20日(月)
施設メンテナンスのため次の部門を臨時休業させていただきます。大変ご迷惑をお掛け致しますが、ご理解とご協力をお願い致します。
【休業部門】
〇鮮魚・物産コーナー
〇レストラン鷲峯山
※コンビニエンスストア並びにトイレ・休憩情報コーナーは通常どおりご利用ください。
◆道の駅西いなば気楽里◆

<岸田公房しめ縄飾り教室>
令和3年12月12日(日)
時間 13時30分~16時まで(受付13時~)
定員 15名
参加費 500円(材料費込み)
申込先 道の駅西いなば気楽里

<新春の寄せ植え教室>
令和3年12月19日(日)
時間 10時30分~11時30分
講師 LeCiel 船越智子先生
会場 道の駅西いなば気楽里(体験加工・地域交流室)
定員 15名 
参加費  2,500円(材料費・鉢植え含む)
申込先 道の駅西いなば気楽里

<2021 冬 里山音楽会>
日時 12月19日(日)午後2時より
会場 里山ベース 鹿野町河内2711(旧河内生活改善センター)
料金 2,000円
出演 武部仁&岡田実(鹿野町)ぺんぺん草(大山町)
スペシャルゲスト/よしだよしこ
※問い合わせ・予約 ☎090-7891-9322(武部)

<第13回青谷高校授業作品展>
青谷高校の生徒たちが授業で制作した書道・絵画・デザイン画・工芸作品などを展示
◆12月18日(土)~1月10日(祝日) 
◆観覧料 無料  
あおや郷土館 青谷町青谷2990-4
☎0857-85-2351 

<第17回鳥取書道女流選抜展>
鳥取県東部を中心に活躍する女性書道家の作品を展示
◆12月4日(土)~19日(日) 
◆観覧料 無料  
あおや和紙工房 青谷町山根313
☎0857-86-6060 

<鹿野城下町 "有形文化財を巡る">
◆12月17日(金)9:00~11:30
◆定員 20人 
◆参加費1,000円(昼食・保険料込み)
◆参加申込締切り12月10日17:00までにFAX又はメールで申込 
鹿野往来交流館 童里夢 鹿野町鹿野1353
☎0857-38-0030

編集後記

鳥取駅発着のGバスツアー(鳥取市観光コンベンション協会主催)が久しぶり西いなばにやってきました。ツアーの立ち寄り場所の一つが子守神社。この日ツアーの皆さんとは出会えませんでしたが、いきなり目に飛び込んできた銀杏の大木。社頭周辺は「八葉寺ホタルの里公園」にもなっています。落ち葉を踏みしめながら参道を進み石段を上ると次第に荘厳な大岩壁が迫ってきます。太古の昔、溶岩流によって形づくられた大地にまさに立っていることを改めて実感させられました。昔の本殿といわれる古宮には左目のない龍の彫刻。高さ4メートル、最深部まで7メートル超とも云われる岸壁基部の大岩窟。伝説の龍の息づかいを感じつつ充実の帰路につきました。(駅長) 

西いなば気楽里通信R3.11月号

出荷者さんご紹介 IIMON 倉田隆志さん(鳥取市鹿野町)

2021-11-01
いいもんを見つけて  いいもんをみなさんへ
香ばしい匂いに誘われて立ち止まると、煙の向こうに人懐っこい笑顔の倉田さんがいました。秘伝のたれと魔法のスパイスをふりかけ、炭の香りがほんのりする自慢の焼き鳥をお客様に提供しています。
 そしてもう一つ。倉田さんが自信を持って販売するのが焼き芋。焼き芋を幸せそうにほおばっていたお母さまの笑顔の記憶を追い求め、たどり着いたのがこれ。パリジェンヌならぬ「焼き芋・鳥取ジェンヌ」と名付けました。倉田さんのモットーは「ちょっと働いていっぱい休む!」こと。日々の生活をたっぷりと堪能している倉田さんが焼く「鳥取ジェンヌ」は、温かくても冷めても中はしっとり。サツマイモの自然の優しい甘さが際立ちます。
 サツマイモは食物繊維が豊富で腸内環境を整え、便秘解消にも効果があると言われています。落ち葉が舞いどんどん寒くなってくる季節、「鳥取ジャンヌ」で身体も心もほっこりしてみませんか。

ピックアップ

西いなば きのこフェスタより
ミニ講演「鳥取のきのこの魅力と味わい方」10/3
10月2~3日、日本きのこセンターと連携して「西いなばきのこフェスタ2021」を開催しました。  
きのこカレーや七種類のきのこがたっぷり入った七福蕈(じん)鍋、原木シイタケのもぎとり、干シイタケ詰め放題のほか、菌蕈研究所の研究員3人によるミニ講演やきのこ鑑定など、二日間にわたり、きのこの魅力に存分に触れていただきました。また3日(日)には、この日初めてとなる「西いなば朝市」も同時開催。地域内外のお客さまに、鳥取・西いなばの美しい自然、豊かな味をしっかりと発信しました。
※西いなば朝市は毎月第一、第三日曜日朝9時から開催していきます。

西いなばカレンダー 2021.11月

<西いなば朝市>
開催日【11月】
11月7日(日)、21日(日)
※9:00~11;00
◆道の駅西いなば気楽里/地域交流室ほか◆
米すくい取り
※朝市クーポン2枚、または当日物産コーナー2000円以上のレシートで1回挑戦いただけます。

"朝市出荷者・出店者"を募集しています。
(問合せ)0857-82-3178 道の駅西いなば気楽里

<刑務所作業製品展示即売会>
◆期日 11月26日(金)~28日(日)9:00~18:00
◆会場 道の駅西いなば気楽里 地域交流室 
刑務所では、受刑者の円滑な社会復帰並びに就労支援をはじめ刑務作業や受刑者の矯正について広く地域の皆様にご理解・ご協力いただくよう取組んでいます。各地の刑務所で更生に努める受刑者が心を込めて制作した刑務作業製品をぜひご覧ください。
◆お問い合わせ 鳥取刑務所企画部門(作業) 0857-53-4196

<食欲の秋!青谷上寺地遺跡と食べ物>
◆期間 ~11月23日(火・祝) ※休館:月曜日
◆観覧料 無料
◆場所 青谷上寺地遺跡展示館
※お問合せ 0857-85-0841 青谷上寺地遺跡展示館

<古代の宝石 ガラス玉づくり>
◆期日 11月21日(日) ①9:30  ②13:30  ◆定員 各回6人
◆講師 石井博文さん 
◆参加費 1000円(高校生以下無料)
※要申込
※お問合せ 0857-85-0841 青谷上寺地遺跡展示館

<あおや倭人伝 ~倭人の真実と素顔~>
◆期間 10月23日(土)~11月7日(日)
 ※休館:月曜日
◆観覧料 無料
◆場所 あおや郷土館 青谷町青谷2990-4
※お問合せ あおや郷土館 ☎0857-85-2351
【企画展】倭人のDNA研究で注目を集めている青谷上寺地遺跡の出土人骨やその関連遺物などを展示し、最新の研究成果を紹介しています。
■主催:鳥取県 ■共催:鳥取市あおや郷土館

道の駅活用術 その17

お得なチケット販売中!!
〇5000円で6000円分のお買物ができます。
(切り離さずにレジ係にお渡しください)
【ご購入上限額】
〇一人1万円(額面にして1万2千円)
※家族分などを代表者がまとめて購入する場合の上限は5万円(額面にして6万円)
〇西いなば気楽里物産コーナーでのみ使えます。
〇払い戻しはできません。また釣銭は出ません。
〇道の駅インフォメーションにて販売しています。
販売期間:3年12月31日まで
※販売期間内であっても販売予定数に達し次第終了します。
使用期間:5年3月31日まで
※ステージ3以上など新型コロナ感染状況によってはご利用できない場合があります。




編集後記

編集後記 鹿野城下のはずれ、河内川沿いに「唐人河原」という地名があります。山を流し切ったり川を替えたり干拓したりと、亀井さんには土木工事に長けた家臣団があったに違いなく、大陸渡来の技術者を住まわせた場所だったかもしれません。今号で取上げた”乙亥正”の北側一帯は"勝見"。故井上龍二郎氏(鹿野町大工町)によると「ガマ(蒲)のことをカツミとも言うことから名付けられた地名」と伺ったことがあります。そういえば乙亥正の北端に"淵"が付く地名もあったような。勝見は浜村砂丘の成り立ち・水辺に因む地名なのかもしれません。「気多・いなば 地名の謎」(中林保著)を片手に西いなばを巡ってみようと思います。(駅長) 

西いなば気楽里通信R3.10月号

出荷者さんご紹介 "コッカラカフェ" 前田雄司さん・歩さん(岩美町大谷)

2021-10-01
日光生姜にスパイスをプラス みんな笑顔いっぱい元気に
気高町の日光生姜は鹿野城主亀井茲矩公が朱印船貿易により東南アジアから持ち帰ったことに由来します。収穫された生姜は奥深い横穴で約五ケ月間熟成され、しっかりとした辛みにまろやかさがプラスされた逸品。この生姜を使ってシロップを作ったのが、海辺の景色を眺めながらゆったりほっこりできるカフェのオーナー。「この生姜はホントにすごい。ご飯に炊き込むとフワッと優しい花の香りがします。」と、日光生姜に惚れ込んだお二人。スライスした生姜にシナモンやクコの実など数種類のスパイスをブレンド。試作を繰り返し半年かけてシロップが完成しました。炭酸水やお酒で割るのがおススメとのこと。コロナに負けないようみんなで応援し合おうと「みんなエール」と命名。瓶には、歩さんのお友達が描いた雄司さんのイラストがあしらわれています。
 「免疫力アップで夏の疲れを癒し、冬の寒さにも負けない元気を蓄えてもらえたら」。お二人から熱いエールをいただきました。

ピックアップ

秋本番!実りに感謝
大雨・酷暑に長雨、そしてコロナ感染第5波・・・様々に襲われ続けた夏でしたが少しづつ朝晩の涼しさが増してきました。道の駅物産館の中央には、ぶどうや梨、柿、栗等々、鮮魚コーナーには昨年高かったサンマもお求めやすい価格で並びました。
  そして、稲刈りも着々と進み、いよいよ新米が登場しました。道の駅で西いなばの美味しい秋を見つけてください。

道の駅イベントカレンダー 2021.10月

<花鳥風月を描くボールペンアート展Ⅳ>
◆期間 ~11月21日(日) ※休館:月曜日
◆観覧料 一般300円/小中高生150円
◆場所 あおや和紙工房
※問い合わせ  0857-86-6060 あおや和紙工房

<食欲の秋!青谷上寺地遺跡と食べ物>
◆期間 ~11月23日(火・祝) ※休館:月曜日
◆観覧料 無料
◆場所 青谷上寺地遺跡展示館
※問い合わせ 0857-85-0841 青谷上寺地遺跡展示館 

<続・倭人の真実~青谷上寺地遺跡に暮らした人々>
◆日時 10月30日(土) 13:00~16:40
◆会場 とりぎん文化会館小ホール
◆入場料 無料 ※要申込(〆切10/22)
※問合せ・申込先:青谷上寺地遺跡整備室  0857-85-5011

<あおいちギャラリー>
◆期間 10月2日(土)~17日(日) ※休館:月曜日
◆観覧料 無料
◆場所 あおや郷土館 青谷町青谷2990-4
※問合せ先 あおや郷土館 ☎0857-85-2351

道の駅活用術 その16

作品展のススメ
 道の駅では、個人や団体・サークル、保育園や学校など、主に西地域の皆さんに様々な形で駅舎をご活用いただけるよう準備しています。
 演奏会や古本市、マルシェなどはもちろん、写真や書画・陶芸・木工・手芸等々、あなたのご自慢の作品を展示してみませんか。展示会などの開催に当たってはパネルボードの設営やPRなど道の駅スタッフが丁寧にご支援させていただきます。お気軽にご相談ください。

編集後記

鳥の演劇祭に行ってきました。観客は鳥取・島根・但馬の一部などに地域限定。検温・消毒にリストバンド、二度の記名、座席はもとより廊下にまで密を避ける工夫が凝らされていました。徹底した感染防止対策はむしろ居心地よく、とても充実した時間を過ごすことができました。出荷者さんを訪ねて岩美町大谷海岸へ。西いなばを初めて飛び出しました。コロナに負けないようにと日光生姜をシロップに仕立て「みんなエール」と名付けられました。~未来を選ぼう。「コロナ」の向こうに何を見る?~ 鳥の演劇祭今年のテーマです。もっともっと優しい時代が訪れますように。願いを込めて日々丁寧に生きていこうと思います。 (駅長) 

西いなば気楽里通信R3.9月号

編集後記

 夏泊の海女漁の起源は亀井さんと九州の一人の漁夫の出会いでした。今号の出荷者さんは鹿野のパン一心庵さん。ローカル酵母パン開発のお話しには酒・ビール醸造所、味噌屋さん、生姜・米・いちご農家さんなどが登場。冷凍パンMIKKA(ミッカ)では和菓子屋さんの知恵も、そして命名・パンフレットデザインは地元のイラストレーターひやまちさとさんだと伺いました。色々な人が出会い、縦横に繋がり合って新しいものが生み出されている様子にとても感動しました。地域内外の産物や知恵・知識が行き交う道の駅、色々な出会いを演出できる道の駅を。もう一つ新しい目標が見つかりました。(駅長) 

西いなば気楽里通信R3.8月号

出荷者さんご紹介 "タピタム" 山寺勇介さん・みゆきさん (鳥取市気高町)

海と山をひとりじめ ヤサホーテラスでcoffeeタイム
  「海も山もあって、鳥取と倉吉のちょうど真ん中。とても住みやすいまち。」堺市の会社の同僚だったお二人が浜村に移住して8月でまる2年。「まちが楽しくなることができたら…」と始めたのがキッチンカーでした。
 タピタムのコーヒーは、一つ一つの豆の個性を生かした自家焙煎のストレートコーヒー。7種類のコーヒー豆は道の駅でも購入できます。コーヒーの他にも自家製で手作りにこだわったメニューも豊富。もっちもっちのワッフルや自家農園の梅で作るうめスカッシュもおススメです。
 タピタムの魅力は、「センス」と「人柄」。キッチンカーのしつらえ、メニューなど、ちょっとした都会的な雰囲気とおしゃれ感があって、それでいてふわっと包み込んでくれるお二人に魅かれ、また逢いに行きたくなります。
 ヤサホーパークの頂で新たに"ヤサホーテラス"をスタートされました。鷲峰山と日本海、青い空を体いっぱいに感じ、緑の芝生でこだわりのコーヒーはいかがですか。

※ヤサホーテラスは午前11から午後5時まで。火、水曜日と雨の日はお休みです。

ピックアップ

ファミリーマートフードドライブ始動
食品の寄付はフードボックスへお願いします
地域食堂を応援!!
 
 ファミリーマートでは、家庭の食品ロス削減と地域の支え合いの取り組みを推進するため「ファミマフードドライブ」を全国で実施することになり、このほど鳥取市と合意書を締結しました。
 ファミリーマート道の駅西いなば気楽店も参加し、立地や24時間営業のメリットを活かし回収拠点としての役割を積極的に果たしていきます。なお、寄付いただいた食品は鳥取市地域食堂ネットワークにより回収され、子ども食堂や生活困窮世帯、母子支援施設などに提供されます。

フードボックス
◎受付可能な食品
◎未開封で破損していないもの
◎賞味期限まで2ケ月以上あるもの
◎常温保存のもの
【例】
缶詰、乾物、乾麺、インスタントやレトルト食品、お茶、コーヒー、飲料、調味料

フードボックス
×受付できない食品
×開封済み食品
×賞味期限が2ケ月未満のもの
×賞味期限表示が無いもの
×生鮮食品  ×アルコール類
【例】
野菜、肉、魚等冷蔵庫や冷凍庫での保管が必要なもの

道の駅イベントスケジュール 2021.8月~9月

親子で天の川散歩2021
雨天時はDVD鑑賞となります
■日時 8月21日(土) 19:30~
■場所 ふれあい広場
■定員 15組
■参加費  無料
■講師 稲村弘先生
■申込締切 8月18日(木)
※電話82-3178にて参加受付中
※定員になりしだい締め切らせていただきます。

【西いなばの"匠"養成講座】【西いなばジオ散歩】
竹の風車・折り紙傘手作り教室
竹の風車
■日時 8月22日(日) ①11:00~ ②13:00~
■場所 体験加工・地域交流室
■定員 各回8名 
■参加費 500円
■講師 竹の風車同好会のみなさん
■申込締切 8月18日(木)
※電話82-3178にて参加受付中
※定員になりしだい締め切らせていただきます。

【西いなばの"匠"養成講座】
折り紙傘
気を緩めずに みんなで感染拡大防止
ご来駅者・出荷者のみなさまへのお願い
~あなたの命、ご家族・地域を守るために感染予防にご協力を!~



◎感染予防のレベルを上げましょう!!

□マスク着用  □まめに手洗い・手指消毒 
□咳エチケットの徹底  □こまめに換気
□身体的距離の確保  □3密の回避
□発熱等の症状がある場合は無理せず療養

◎マスク着用 ◎手指消毒 ◎検温 にご協力ください !

§自動検温器設置場所§
〇情報・休憩コーナー入口
〇鮮魚・物産コーナー入口
〇荷捌き場(出荷者専用)入口

§足踏み式アルコール消毒§
〇情報・休憩コーナー入口
〇鮮魚・物産コーナー入口
〇男女トイレ入口
※その他各所に手押ポンプ式等を配置。ご利用下さい。

道の駅活用術 その15

マルシェイベントでの出店例
 道の駅では、来駅されるみなさまへのサービス向上と地域の賑わいづくりを進めるため、駅舎内外への出店者等を募集しています。露店出店はもとよりフリーマーケットやサークルの発表会など様々なイベントにも道の駅をご活用いただけます。

【露店等の出店】 
■所定の申込書で原則2週間前までにお申し込みください。
■出店料 平日2,000円 土日祝日3,000円
※出荷者協会員の屋外出店は売上の10%、屋内出店は販売品目に応じて売上の10~20%
※その他、電気を使用される場合は1口200円必要です。

注1 キッチンカーの出店は「ふれあい広場」西側のみとなります。  
注2 販売商品が道の駅取扱い商品と重複する場合は出店できません。

鳥取市街の町内会主催刺身教室例
【地域やサークルでの駅舎利用】 
■所定の申込書でお早めにお申し込みください。
■使用料(実施内容により免除・減免制度があります。)
〇体験加工・地域交流室・・600円/時(営利活動1200円/時)
〇情報コーナー、駅舎前広場・・・原則無料

注1 主に商品販売となる場合は【露店等の出店】となります。  
注2 材料・資材調達や講師の依頼等、必要に応じて道の駅でお手伝いさせていただくきます。お気軽にご相談ください。

<これまでに活用いただいた活動例>
●ミュージックハープ・大正琴等演奏会 ●ふるさとリーダーアカデミー ●書道展  ●学校・保育園作品展 ●コンピューター教室 ●町内会刺身教室(写真) ●サークル会議 ●料理教室など 

今月の特集

シリーズ「西いなば探訪」⑧ "大正・昭和を駆け抜けた早世の女性作家" 田中古代子
田中古代子の文学碑と千鳥の詩碑(文芸の小径)
少女時代
 田中古代子は1897(明治30)年気高郡逢坂村郡家に生まれました。本名はコヨ、ペンネームは古代子、孤夜子、北浦みを子。父石藏氏は米子鳥取間の鉄道開通を見越して浜村駅前に田中運送店を開業。仲仕(専ら荷役を担当する従業員)を10人程度雇うほど繁盛していたと云われます。小学校時代の古代子は仲仕頭に付き添われ勝見の長泉寺まで書道の稽古に通っていました。卒業後は私立鳥取裁縫女学校(現鳥取敬愛高校)に入学しますが、気管支炎療養のため中途退学します。しかし、向学心が強く通信教育で英語や国文などを学びました。
古代子と千鳥の碑文
県内初の女性記者

 

 古代子は、若くして「因伯時報」などに積極的に投稿していましたが、1915(大正4)年に文芸雑誌「我等」の同人となると、小説や詩などを次々に発表しています。そして、県内初の女性記者として山陰日日新聞社に入社。断髪しさっそうとした出で立ちで堂々と自己主張する姿は"新しき女"と称されました。
「諦観」を脱稿し庭先にて(写真提供:気高図書館)
創作活動に没頭
 古代子は、結婚を機に新聞社を退社。20歳の時長女チドリが生まれますがまもなく離婚。このころから創作に没頭し本格的な作家として踏み出します。そして大正10年、24歳の時、代表作とも云える小説「諦観(あきらめ)」が大阪朝日新聞懸賞小説に入選。選者の有島武郎氏より激賞されました。

写真提供:気高図書館
娘チドリの死
 「諦観」は、障がいのあった弟、そして父母・家族を、姉として一人の人間として深く描いた小説ですが、古代子26歳の時その弟が亡くなります。そして翌年には、娘チドリが7歳で死去しました。弟とチドリの死は深い悲しみと共に重苦しい中、新たな詩想をもたらします。
病いとの闘い
 その後、上京し結婚。二女をもうけます。35歳の年、神経痛と不眠症に悩まされ止むなく帰鳥。鎮痛剤が手放せなくなり床に臥す日が多くなります。そして、38歳の時、睡眠薬を多量に飲み自らの命を断ちました。
浜村温泉"文芸の小径"
「文芸の小径」入口付近(ヤサホーパーク前)
 ヤサホーパーク前から気高図書館横を通って浜村海岸までおよそ800メートル。浜村温泉"文芸の小径"は、市道浜村温泉みどり1号線に沿って整備されています。小径には、田中古代子・千鳥をはじめ日本画家で気高町名誉町民第1号となった濱田台児、貝殻節を全国に広
めた俳人であり民謡作家でもある松本穣葉子の顕彰碑のほか、市民や気高町ゆかりのみなさんの俳句・川柳・和歌・詩などを刻んだ石碑30余基が建立されています。
「文芸の小径」より
田中古代子顕彰・映画化プロジェクト~浜村温泉湯けむり映画塾~
プロジェクトの拠点「ことるり舎」
 「鳥取で、鳥取らしい、鳥取でしか撮れない映画を」。浜村温泉湯けむり映画塾は、映画づくりを通じて気高地域を元気にしようと2014年にスタート。『幻の漁火』『拝啓、砂の国より』『かげろう』など、地元浜村を舞台に多くの映画を制作・発表してきました。田中古代子顕彰・映画化プロジェクトは一昨年に始動。プロジェクトの中心は出雲市在住の女優松島彩さん。松島さんは湯けむり映画塾に女優として出演。その後映画監督にも挑戦。その際、文芸の小径で古代子と千鳥の碑と出会ったのをきっかけに古代子母娘の映画を撮りたいと思うようになったとのこと。現在、シナリオづくりのための調査を進めながら、読み聞かせ会や講演会のほかエッセイを執筆し発信中です。今年度は、現地取材をさらに進めるとともに逢坂むらづくり協議会とも連携し、母娘の活動や功績を地域に広く周知していく計画です。
  (湯けむり映画塾やプロジェクトのお問い合わせは「ことるり舎」荒尾さん 090-4820-6556)

西いなば気楽里通信R3.7月号

編集後記

 西いなば探訪の取材を兼ねて鹿野城跡を訪ねました。緑深まるお堀の桜。内堀に架かる朱塗りの橋は昨秋本丸橋と命名されました。鮮やかなコントラストと木々を渡る涼風、外堀へと流れ下る水音・・・梅雨の最中であることを忘れさせてくれました。本丸橋命名者のお一人は佐々木豊さん(鹿野町殿町)。平成20年から「城山まもりたい」を率いられ、季節ごとの草刈りや施肥作業などは多くの子どもたちも参加する一大イベントに。町内会輪番による年三度の城山清掃も連綿と続いています。悠久の時を経て多くの人々の沢山の思いがいっぱい詰まったお城山。桜満開のお城山で繰り広げられる鹿野祭り。来年の春こそきっと。訪れるその瞬間がとても待ち遠しい。(駅長) 

西いなば気楽里通信R3.6月号

編集後記

 "嬉しい時悲しい時どんな時でも鷲峰山を見なさい"。鹿野町教育長だった故飯田庸雄先生の言葉。卒業式を終えたばかりの旧勝谷小学校の教室で見た先生の柔和な笑顔と鷲峰山の姿が今も目に焼き付いています。先日、アンケートに書き込まれた地元の方のご意見にハッとし、レストラン各テーブルに鷲峰山を紹介するミニPOPを配置しました。中国自然歩道が整備されていること、大山との背比べのお話しが伝わっていること等、まさに鷲が飛び立たんとする山姿とともに紹介しています。先生との出会いから半世紀超。鷲峰山に抱かれ励まされたり怒られたりする日々がいつしか至極当たり前に。当たり前すぎて有難さが見えなくなっていました。また一つ教わりました。今秋、鷲峯山麓ハーフマラソン大会開催に向けて準備が進んでいます。楽しみです。(駅長) 

西いなば気楽里通信R3.5月号

編集後記

 道の駅のオープンは令和元年6月30日。昨年は新型コロナウィルスの感染拡大に伴い4月中旬から約1ケ月間休業。このためゴールデンウィークは未経験。今年こそはと期待していたものの、既にGWを視野にまん延防止措置が発動されているうえに、三度目の緊急事態宣言までも現実味を帯びてきました。ワクチン、変異ウィルス、自粛疲れ、オリンピック・・・何と混沌とした時代に居ることか。先日、レストランからの眺望に感動の言葉をいただきました。気が付けば黄砂も消え鷲峰山は次第に初夏の装いに。少しずつですが季節は確実に移り変わります。沢山の皆さんの笑顔に出会えるGWは必ずやってきます。今は、ひとつずつ出来ることを見つけて行動していこう。(駅長) 

西いなば気楽里通信R3.4月号

今月の特集

シリーズ「西いなば探訪」④ 甦る弥生の博物館 ~青谷上寺地遺跡~(鳥取市青谷町)
史跡公園イメージ
 動きはじめた史跡公園整備

 令和2年度、いよいよ青谷上寺地遺跡(平成20年国史跡指定)の本格的な史跡公園整備工事が始まりました。最初に山陰道南側で「展示ガイダンス施設」や広場の工事が令和5年秋のオープンを目指して進んでいきます。そして、令和11年度には、山陰道の北側を含む史跡公園全体のグランドオープンが予定されています。第1次発掘調査がスタートしてから20数年経過。弥生時代の青谷上寺地へ、2000年を超えるタイムトンネルの扉がまもなく開かれようとしています。私たち西いなばの誇り・青谷上寺地遺跡を益々大切に育んでいきましょう。


◆弥生時代の本物に感動する◆

 史跡公園は「弥生時代の真実にせまる」をテーマに、遺跡の調査研究成果に基づき、弥生時代の景観をイメージすることができるように整備されます。 

 また、展示ガイダンス施設の整備テーマは「弥生時代の本物に感動する」。重要文化財に指定された出土品などを間近に観察できる展示施設や、弥生人のDNA分析など最新の研究成果も情報発信できる施設となる計画です。

周辺航空写真

地下の弥生博物館  

 青谷上寺地遺跡の最初の発掘が行われたのは平成10年。青谷町の西側を流れる勝部川と東側を流れる日置川の合流点の南側、青谷平野の中央部、山陰道と県道青谷停車場井手線の建設予定地で3年余りかけて約5万5千平方メートルが調査されました。この調査で、弥生人の脳をはじめ国内初・山陰初となるものが多く発見されるとともに、出土品の保存状態が群を抜いて良好だったため、「地下の弥生博物館」として全国的にたいへん注目されています。


「遺跡発見ひろば」周辺の現在の様子。青谷上寺地遺跡はここから始まりました。

◆重要文化財「青谷上寺地遺跡出土品◆

 多数の出土品のうち、国内外との交易の実態を示す精巧な木製品や玉類、大陸由来の銅鏡や銭貨をはじめ農工具や漁労具、武器・武具、楽器や絵画資料等々その数1,353点。弥生集落の姿をうかがい知るうえで欠かすことのできない内容を持つことが高く評価されています。(令和元年7月指定)

◆特筆すべき弥生の遺物◆

   青谷上寺地遺跡は低湿地にあります。遺物は水分を大量に含んだ土の中で、いわば真空パックされたように眠っていたため、たいへん良好な状態で出土しており、その資料価値は極めて高いと云われています。


※ 日本最古となる弥生人の脳3点の発見は日本初。


※ 人骨5,300点余は弥生時代後期のもので100人分を超えます。うち110点、10数人分の人骨には殺傷痕があり、何らかの争いがあったとも考えられています。また、日本最古の結核の症例となる脊椎カリエスも確認されています。

鳥取県・島根県の主な遺跡年表

今特集で参考にした文献等

パンフレット「国史跡・青谷上寺地遺跡」・「青谷上寺地遺跡の世界」(とっとり弥生の王国推進課)
「青谷かみじち遺跡NEWS.17号」(青谷上寺地遺跡整備室)、「青谷上寺地遺跡展示館ホームページ」

  


編集後記

 先日、「道の駅・旅案内」(中国道の駅連絡会)最新号が届きました。現在、道の駅は全国に1,180駅。このフリーペーパーには中四国9県195駅の情報が道路地図とともにぎっしりと詰まっています。そしてB4サイズの表紙一面にはどこか見慣れた風景が。桜満開の鹿野城跡公園でした。今年の桜は一層早めに咲き出しました。地球温暖化が少なからず影響しているとすればとても不安にかられますが、コロナ疲れの私たちを大自然が気遣ってくれているようで少し嬉しくもなりました。ベトナムから来た3人、初めての冬は厳しかったはずなのに雪景色を綺麗だと言ってくれました。桜吹雪が舞いそうな温かい日を選んできっと花見に連れ出そうと思います。 (駅長) 

西いなば気楽里通信R3.3月号

出荷者さんご紹介 ㈱AKARI BREWING (鳥取市鹿野町)

熱い仲間と造る クラフトビールを届けたい
(右から)代表取締役 鹿児嶋敦さん 醸造長 清部直樹さん 

 アカリブリューイングは「まちにあかりを灯そう!」をスローガンに鹿野まちおこし団体「あかり本願衆」を土台に作られた会社です。2018年の事業開始以来、鳥取の様々な素材を副原料に用いたビールを製造鳥取駅前におしゃれなビアパブも構えています。

 一押し商品は、鹿野町産のカボスなどを副原料とし鹿野の桜の木から取れた酵母(ラカンセア酵母)で作った「パーティバディ」。鳥取大学との共同研究で生まれました。酸味の効いたサワーエールと呼ばれるタイプのビールで、爽やかな飲み心地が特徴お肉料理と一緒に飲むと口の中をさっぱりとさせてくれます


 現在、アカリブリューイングでは、醸造量の拡大を目的として2021年秋には、廃園となった幼稚園に醸造所の移転を予定。さらに、製造したビールを全国へ届けるため大型保冷車導入しようと、クラウドファンディング(インターネットでの資金獲得)を進めていらっしゃいます。 

ピックアップ 春を告げる「生わかめ」フェア

わかめ株主限定「わかめ収穫祭」より

★2月28日(日)~


わかめの旬は3~5月。まさにこれからです。

道の駅レストラン鷲峰山では、そんな生わかめの魅力をしっかりとご堪能いただけるよう、3月中旬まで期間限定のメニューを準備して皆様をお待ちしています。

 ★わかめの量り売り 28日13:00スタート

(写真はイメージです。)
★レストラン鷲峰山 期間限定メニュー

春どれワカメと豚肉のしゃぶしゃぶ定食(¥1200税込)
 ~新鮮わかめの食感をお楽しみください。~

ピックアップ 「木灰」お譲りします!

 道の駅の足湯は薪ボイラーにより加温・保温しています。ボイラーから日々排出される木灰を、ご希望の方に無償でお譲りします。

 ◆広葉樹主体の良質な薪です。

 ◆着火には古紙や使用済み箸を使用。


ご希望の方はお電話ください。

 


道の駅イベントスケジュール 2020.2月~2021.3月

ごきげんマルシェ ~ここでしか食べれない鳥取の美味しさがある~
※期日 3月7日(日)11:00~15:00
※会場 道の駅西いなば気楽里
※農福連携イベント「ごきげんマルシェ」と童里夢恒例「食の祭典」が合体。鳥取の美味しい農産物、加工品をご賞味あれ!
※出店予定 ふるさと鹿野、鹿野地鶏、西根園芸、まめっこ、パン一心庵、鹿野寒舎、創作味処そろそろ、SCJ、すずかけ外
 

JR青谷駅開業115周年
青谷駅と駅前の今昔物語
※会期  2月20日(土)~3月21日(日)
※会場  鳥取市あおや郷土館第2展示室
※観覧無料


美味しい鳥取☆
一番星カレーフェア開催中! ~2月28日までスタンプラリー~

原木シイタケとっとり115やジビエなど鳥取の一番星食材がカレーと出会った!。みんな大好きなカレーを食べて鳥取を盛り上げましょう1


 "スタンプラリー"

    本フェアの参加店舗にてカレー料理を注文して食事をし、台紙にスタンプを押してもらいます。スタンプ3つで応募資格が得られます。

【西いなば地域のフェア参加店舗ご紹介】
「道の駅西いなば気楽里 ファーストフードコート」
「コーヒー&カレー五島」(青谷町青谷)
「カフェ デルマー」(青谷町井出)

"Instgram投稿キャンペーン"も実施中 カレーを食べて写真を投稿しよう!


西いなばの"匠"養成講座~春の寄せ植え教室~受付開始
(写真はイメージです)

〇期日 3月21日(日) 13:30~14:30

〇会場  道の駅西いなば気楽里 体験加工・地域交流室

〇参加費 1,500円(花、鉢等材料費込)

〇講師  Le Ciel 船越智子先生(鳥取県みどりの伝道師)

〇申込方法 電話・FAX・直接のいずれでも可

  ※電話番号 0857-82-3178

  ※FAX    0857-82-4178

 〇申込締切 3月14日(日) 〇定員10人10人  

  ※定員に達し次第受付を終了させていただきます。

完成した寄せ植えは3月28日まで道の駅に展示の後、お持ち帰りいただきます。





道の駅活用術その⑨

道の駅の「感染防止対策」~安全・安心にご利用いただくために!~
食事場所は非対面席が基本

 新型コロナウィルスの感染が報じられてから既に一年以上経過しました。ワクチン接種のニュースが次第に大きくなってきましたが、現在も二度目の緊急事態宣言が発出されており、新しい生活様式の実践強化が引き続き求められています。今月の「道の駅活用術」では、より多くの皆さまに安全・安心にご来駅いただけるよう、道の駅の感染防止対策の一端をご紹介します。


道の駅の一日】

7:00  スタッフ出勤開始

※健康チェック、検温、マスク着用

7:30    出荷・荷受けスタート

8:00       足湯準備

8:30  清掃・アルコール消毒

※カゴ・カート・ドア・券売機・手摺・車イス・メニュー表・水洗ボタンなど

9:00       鮮魚・物産コーナー開店

10:00        レストラン、ファーストフード開店

16:00      ファーストフード閉店(土日祝日は17:00)

17:00      レストラン・ラストオーダー

18:00       閉店   

※開店中の清掃など(主なもの)

◆トイレ清掃消毒・・3回/日

◆駐車場点検清掃・・2回/日

◆換気・ドア開放・・3回/日

◆手指消毒・共用部消毒・・随時

※駅内設備等の対策(主なもの)

 駅舎内では、レジ前のパーテーション設置やフィジカルディスタンスを確保するためのフロア表示などのほか、食事テーブルは原則非対面席とし、対面席にはアクリル板等を設置しています。

対面席・相席の場合はパーテーションを配置


手摺や水洗ボタンの消毒
買い物かご消毒
 

券売機のボタン消毒
ご来駅者・出荷者のみなさまへのお願い
※ご来場の際は、マスク着用・手指消毒・検温にご協力ください※

【自動検温器設置場所】

〇情報・休憩コーナー入口

〇鮮魚・物産コーナー入口

〇荷捌き場(出荷者専用)入口


【足踏み式アルコール消毒】

〇情報・休憩コーナー入口

〇鮮魚・物産コーナー入口

〇男女トイレ入口 

※その他各所に手押ポンプ式等を配置。ご利用下さい。


【登録はお済ですか?】

◆接触確認アプリCOCOA(厚労省)

◆新型コロナ対策安心登録システム(鳥取県)

 


西いなば気楽里通信R3.2月号

今月の特集

シリーズ「西いなば探訪」②~その清冷さ氷のごとき~布勢の清水(気高町殿)
布勢の清水
 古来から湧き出る清冷な水 

「布勢の清水」は、気高町殿にある布勢平神社境内の巨石の下からこんこんと湧き出ています。殿の山すそには古墳が点在しており、古来、豪族の産水としても大切に取りあつかわれていたものと思われます。もとは一間四方の小さな井戸だったようですが、鹿野城主亀井茲矩が「その清冷さ氷のごとき」と称賛し、開いて池につくり変え傍らに涼亭を設け夏には日毎に納涼したほか、出陣の際には池の石で刀を磨いて必勝祈願したと伝わっています。

 現在の池は、明治40年頃、この清水を活用した簡易水道整備事業により少し姿を変えたそうですが、こんこんと絶え間なく湧き出る清水は、大自然と幾多の先人が営んできた悠久の世界にいざなってくれます。


県道沿いの水場。晴れた日は鷲峰山が美しい

 清水を守り継ぐ"殿の人々"

  

 集落内の旧道沿い、布勢井の池を源とする小川のところどころに蛇口が設けられています。明治時代に整備された簡易水道です。貴重な生活用水として永年大切にされてきました。また、より多くの方に清水をお使いいただけるよう整備された県道沿いの水汲み場は殿の皆さんの手作り。西いなばの誇り"布勢の清水"いつまでも守り継いでいきましょう。

 

あおやガイドマップ(青谷町観光協会)より
☆背くらべにまつわるお話し☆
さくら姫をあしらった集落標識
「さくら姫」のふるさと~殿~

「殿」の地名は、鹿野城主亀井武蔵守が布勢井の池に避暑に頻繁にやってきたことから領主の屋形を総称して殿村と呼ぶようになったとも伝わっていますが、もっと昔、因幡守であった紀氏郷の屋敷があったことに由来するとも云われています。

 殿には、今から1000年も昔、村上天皇の第六皇子勝見親王が因幡守であった紀氏郷の娘さくら姫を思慕して京からはるばるこの地に訪ねて来たという伝説があります。勝見親王は、気高町宿村に滞在して神輿谷を通り勝谷を経て、幾度となくこの地「殿」にやってきました。

 昭和62年、さくら姫の伝説は鹿野ふるさとミュージカルで舞台化され、以来現在まで、数年ごとに上演され続けています。

飛脚塚

~百里小僧をまつる「飛脚塚」~


 布勢平神社のすぐ南、旧道脇の山裾に高さ1メートル余りの「飛脚塚」があります。

 亀井武蔵守にはたいへん足の速い足軽が使えていました。遠方の武将への文を携え、1日100里余りの速さで走り回っており「百里小僧」と呼ばれていました。ある日、武蔵守は百里小僧の速さの秘密を調べようと斬ってしまったそうですが、なんと百里小僧の脇の下には羽が生えていたそうです。武蔵守は、なるほど速いはずだと感心します。と同時に惜しい人物を斬ってしまったと後悔の念にかられ、殿村の地に手厚く葬ったと云われています。

 なお、飛脚塚はもともと石仏の小字名が残る田んぼの中に建てられていましたが、耕地整理に伴い現在地に移されました。

鷲峰神社の狛犬

◆布勢の清水◆

昭和60年 とっとり因伯の名水認定(鳥取県)

平成20年 平成の名水百選認定(環境省)

※布勢の清水と、その水源を涵養している「布勢平神社」の社叢など清水周辺一帯は「鳥取県自然環境保全地域」にも指定されています。(平成3年指定)

 

参考文献 「気高町誌」(気高町)、「とっとり(因伯)の名水ガイドブック」(H25鳥取県)   

編集後記

 年末年始は駅舎前の雪かきであっという間に過ぎていきました。鳥取市のホームページでは除雪車の出動状況や除雪完了路線を一目で確認することができます。除雪指示が出た道路は地図に赤く表示されます。勝谷街道が赤色に変わると駅の除雪車も出動準備に入ります。スマホがあれば、布団の中にいても各地の様子が見られる時代です。新しい年は必ず穏やかな年になると、どこか楽観視していましたが、コロナが一層深刻になると同時に数年に一度の大寒波。いくら便利な時代になっても科学で解決できないことの何と多いことか。もうすぐ立春。今年の節分は2月2日だそうです。自然を畏敬し共に生きた先人に思いを巡らし南南東に向かってお祈りします。(駅長) 

西いなば気楽里通信R2.12月号

出荷者さんご紹介 井上農園 井上智朗さん・美幸さん(鳥取市青谷町)

みんなを笑顔にしてくれる 魔法のイチゴ
井上農園 井上智朗さん・美幸さん(鳥取市青谷町)
 ころんとした形に色鮮やかな赤色。そして無造作についている緑色のヘタが何とも言えず可愛らしいイチゴは、幅広い世代に愛される果物です。大阪からUターンし、8棟のハウスでイチゴ栽培を始めて3年目の井上さんご夫婦のこだわりは"土作り"。有機肥料を使って農薬を最低限に抑え体にも環境にもやさしい栽培方法で、苗作り・定植・摘果・収穫まですべて手作業で行われます。「土を健康な状態にすることでイチゴに抵抗力がつき病気になりにくくなる」と、少しはにかみながらもきっぱり。
 おすすめは、甘味と酸味のバランスがいい鳥取県のオリジナル品種「とっておき」。味の濃さが自慢の井上さんのイチゴをほおばると、口の中で甘さがジュワーっと広がり思わず笑顔に。寒さがやわらぐ3月ごろから、甘い香りの漂うハウスでイチゴ狩り体験もできます。

ピックアップ 西いなば きのこフェスタより

きのこパネル展
  12月5日、6日の2日間を中心に「西いなばきのこフェスタ」を開催し多くの方にきのこの魅力に触れていただきました。
シイタケの植菌体験ではJA青谷椎茸生産部の皆さんに支援・指導いただきながらホダ木に種菌を植え付け。約1年後の収穫に思を馳せながら持ち帰っていただきました。
きのこの魅力講演会
しいたけ植菌体験

道の駅イベントスケジュール 2020.12月~2021.1月

元旦イベント
・11:00開店
※鏡開き/しし鍋/地酒ふるまい/県内お菓子メーカー福袋
※開運・干支てぬぐいプレゼント・・物産コーナーで2千円以上お買い上げの方先着100名さまにプレゼント
※【新発売】鹿野地鶏キーマカレー
※2千円以上お買い上げでガラポン抽選!
 
 
営業時間変更のお知らせ
・道の駅では12月1日より次のとおり変更して営業しています。なお、年末年始は特別時間で営業いたします。
◆鮮魚物産コーナー  平日・土日祝日とも 9:00~18:00
◆レストラン    平日・土日祝日とも 10:00~18:00(ラストオーダー17:00)
◆ファーストフード    平日・土日祝日とも 10:00~16:00(月曜日は定休日)
◆コンビニエンスストア  24時間営業
◆足湯コーナー   平日・土日祝日とも  9:00~17:00
 
<年末年始の営業>       
12月30日(水)     9:00~19:00
       31日(木)     9:00~15:00
  1月  1日(金)    11:00~18:00
         2日(土)     9:00~19:00
         3日(日)     9:00~19:00
 
 
◆1月16日(土)
本のリサイクル市
・10:00~15:00
・図書館で不要になった本や雑誌をお持ち帰りいただけます。
※持ち帰る冊数の制限はありませんが、本がなくなり次第終了します。
※持ち帰り用エコバッグをご持参ください。
※ご家庭でご不要になったリサイクル可能な本を無償で提供していただける方は、気高図書館カウンターまでお持ちください。(1/14まで)

道の駅活用術その⑦

災害に備えて~道の駅が持つ「地域防災拠点機能」~
"かまど"に変身するベンチ(足湯横)
 道の駅は、「休憩機能」「情報発信機能」「地域の連携機能」を持ちます。そしてもう一つ「地域の防災拠点機能」を担っています。道の駅西いなば気楽里は、鳥取市の"緊急避難場所"にも指定されており、災害発生時には一時避難所として、また、山陰道へのアクセスの良さや広い駐車場などは警察や消防、自衛隊などの活動拠点はもとより、緊急車両や支援物資等が集まる防災拠点として、様々な役割を担うことが大きく期待されています。今月の道の駅活用術では、マンホールトイレやかまどベンチなど災害に備えて準備されている特別な施設や設備をご紹介します。
マンホールトイレ: 駐車場内には"災害用トイレ"と書かれたマンホールが12カ所設けられています。便器とテントを設置すると個室トイレに早変わりします。

 

車椅子も入れるテントも準備しています。(写真はイメージ)
 

今月の特集

シリーズ「西いなば探訪」①~大杓子から落ちた鷲峰山の"てっぺん"~建 山(青谷町田原谷)
切り絵/紙原四郎さん
  「鷲峰山と大山の背くらべ」
  ずっと、ずっと昔のことです。因幡の国で一番高い「鷲峰山」と伯耆の国で一番高い「大山」とが、おたがいに自分の方が背が高いといいあらそっていました。「やい鷲峰山。お前がいくらいばっても、おれの方が背が高いんだぞ。」と大山がいいますと鷲峰山も負けてはいません。「何を言うんだ。高いのはおれの方だ。」と、いつもいいあらそっていました。このけんかは激しくなるばかりで、いつまでたっても終わりそうにありません。とうとう神様にお願いして、どちらの山の背が高いのか決めていただくことになりました。
  神様は、鷲峰山のてっぺんと大山のてっぺんに長い長い樋をおかけになり、その真ん中に水を注がれました。さあ勝負です。低い方に水は流れるはずです。みんなが目をこらして見つめるなか水はみんな西の方、大山の方に流れていきます。鷲峰山が勝ったのです。鷲峰山の背が大山より高かったのです。
 背くらべに勝った鷲峰山は、よろこんでみんなとお祝いのお酒をのみ、ぐっすり 眠ってしまいました。負けた大山はくやしくてたまりません。鷲峰山がよく眠っているのをたしかめて、大きな杓子で鷲峰山のてっぺんを大きくすくって逃げだしました。てっぺんをすくいとられた鷲峰山は驚いて目を覚まし、目をこらすと大山が大きな杓子に鷲峰山のてっぺんをのせたまま逃げていく姿が見えました。鷲峰山は大きな大きな声で「こらー、どろぼー!!」とどなりました。あまりの大声にびっくりした大山は、持っていた鷲峰山のてっぺんを落としてしまいました。しかしてっぺんをすくい取られた鷲峰山は、これから大山より背が低くなってしまいました。(新訂郷土読本「わたくしたちの鹿野」より)  
建山 / たてやま
かちべ伝承館から眺めた建山 
鷲峰山のどなり声に驚いた大山は、びっくりして大杓子ですくい取った鷲峰山の"てっぺん"を落としてしまいました。そうしてできた山が"建山"だといわれています。いまでも鷲峰山の山頂は、建山を乗せると丁度良いほど平らになっています。
あおやガイドマップ(青谷町観光協会)より
☆背くらべにまつわるお話し☆
狆と川藻(ウダ)
 逃げる大山を追いかけようと河内川に足を踏み入れた鷲峰山は、ズキッと足に痛みを感じてすくんでしまいました。見ると足の裏にニイナァが突き刺さっています。歯をかみしめて痛さをこらえていると、いつもかわいがっている狆(チン)が、川藻(ウダ)をくわえてすり寄ってきました。この川藻(ウダ)を傷口にもんでつけると、出血もとまりうずきもおさまりました。
河内川のニイナア
 大山を追いかけようとした鷲峰山の足の裏にささったニイナアは、この罰があたって一番先のとがったところがなくなっているのだそうです。河内川で確かめてみてください。
鷲峰神社の狛犬
時を告げなかったニワトリ
 鷲峰山のてっぺんがすくい取られた朝、辺りの村のニワトリは「コケコッコー」と毎朝の時を告げませんでした。「おまえが時を告げないから目が覚めなかったのだ!」と鷲峰山が怒ってしまいました。このため、辺りの村では、長い間ニワトリを飼うこともせず、たまごも食べませんでした。このタブーをおかすと"はらにがり"が起こり苦しんだそうです。
 
 
ちょっと一休み・・・
鷲峰神社(鹿野町鷲峰)の狛犬
 鷲峰神社(鹿野町鷲峰)の狛犬をご覧になったことがありますか?
 いつも見かける獅子型の狛犬ではなく、ふっくらと丸みをおびた優しい顔立ちをしています。建山神社などの狛犬と同様、西いなばの名石工川六の手によるものです。
 一説によると祭神の大国主命が「イノシシを捕まえる」と欺かれたことから、獅子を避けたためとも伝わっていますが、鷲峰山がかわいがった狆(チン)をモデルにしたのかもしれませんね。
 
 
建山神社~樹齢500年の大木と一直線に上る急な石段~
建山神社の参道石段
  建山さんと呼ばれる建山神社は推古天皇12(608)年に現在の場所に勧請されたと伝えられています。 
 鳥居をくぐると、川六作の狛犬と樹齢約500年の杉の大木が迎えてくれます。
 大杉に挟まれた急こう配の石段は、なんと171段。一直線に社殿へと上っていきます。
 
【データ】
【祭神】須佐之男命 正勝山祇命   彦火火出見命
【由緒】妙見社と称したが明治元年に建山神社と改称。大正5年には紙屋神社を合祀。
 
建山神社の拝殿

西いなば気楽里通信R2.11月号

出荷者さんご紹介 梅津令理さん・重子さん(鳥取市鹿野町)

二人三脚で育てた生姜 心も体もぽっかぽか
梅津令理さん・重子さん(鳥取市鹿野町)
   鷲峰山から冷たい風が吹き下ろす頃、生姜が恋しい季節になりました。生姜は発汗を促し体の芯から温める作用のほか血管を健康に保ってくれます。また、生魚の毒を消してくれるため握り寿司にはガリが付き物です。
 農業歴60年の重子さんと定年退職後約30年の令理さんが作る生姜は、赤土と砂が最適に配合された魔法の土の中ですくすくと育ちます。4月に植え付けたタネショウガは6月に芽が出て、11月ごろに収穫。穫れたての新生姜をスライスし甘酢に漬けるのも美味しい食べ方の一つですが、生姜穴で熟成され辛さとコクが増した生姜も絶品です。
 年齢よりも若く見えるお二人に健康の秘訣を伺いしました。「きざんだ生姜をお茶にして毎日飲んでることかなぁ」と少し控えめに話されました。

ピックアップ「地域とシンクロ~あおこうまるしぇ~」

青谷木綿の活用研究
  10月30日(金)、県立青谷高校3年生のみなさんによる「あおこうまるしぇ」が開催されました。青谷高校では、地域の課題について調査研究したり自ら作品を作り上げるなどの"青谷学"を展開されています。弥生の食や因州和紙・青谷木綿の活用提案など青谷地域の魅力を多くの来駅者に熱く紹介してくれました。

ピックアップ「因州和紙でミノムシつくったよ!」(青谷町・すくすく保育園)

11月末まで展示しています
 青谷町のすくすく保育園3歳児のみなさんが、因州和紙でミノムシ作りに挑戦しました。ファーストフードコートで今月末まで展示しています。

道の駅イベントスケジュール 2020.11月~12月

◆11月14日(土)~15日(日)
西いなば気楽里・収穫祭
・10:00~15:00 生鮮野菜直売・サイコロステーキ・日光生姜量り売り
※北海道産ジャガイモ・人参・玉ねぎ販売もあります。
※カニ汁・・・15日 100食限定 200円/杯
※物産コーナーで2000円以上お買い上げの方・先着100名さまに、日光生姜プレゼント
 
◆11月28日(土)
第4回道の駅レストランコンサート"弥生の笛と豆腐竹輪の調べ"
・18:30開演(18:00開場予定)
・会場 道の駅西いなば気楽里レストラン鷲峰山 (定員50名)
・出演は、アゾースキーさんとAmyuのみなさん ひやまちさとさん
※入場整理券【500/ドリンク&スイーツ付道の駅インフォメーションてお求めください
※上寺地遺跡から出土した破片を元に復元された土笛の音や西いなば地方の民話もお楽しみください。
 
◆11月28日(土) お昼 
ミュージックハープ「紗凡」(シャボン)演奏会
・情報休憩コーナー(玄関ホール)
 
◆12月5日(土)~6日(日)
きのこ王国とっとり「西いなば きのこフェスタ」
・10:00~15:00
※植菌体験、きのこ販売、七福じん鍋、きのこ王国とっとりの魅力講演会、巨大きのこパネル展・写真展
※詳細は、今月号記事にてご確認ください。
 
◆12月20日(日)
胡弓で中国の美音を楽しむ会演奏会
・情報休憩コーナー(玄関ホール)

道の駅活用術その⑥

出荷者協議会
みなさんの作られたものを沢山の方にいっぱい届けたいですね(砂川出荷者協議会長)
 道の駅では、地域の産物の魅力を広く発信するとともに農林水産業など地域産業の振興に寄与することを目的に、駅オープン前から出荷者のみなさんの募集に積極的に取り組んできました。出荷者の皆さんには「出荷者協議会」に加入いただいており、現在の会員数は個人・法人合わせて約350(内、気高42・鹿野30・青谷25)。道の駅も2年目を迎え、市街地での直売市など協議会と連携した様々な取組の推進を目指しています。皆さんの産物でぜひ道の駅をいっぱいにしてください。出荷・ご加入をお待ちしています。
出荷までの流れ「ご準備いただく書類など」
新鮮な野菜たちが出番を待つ(荷捌き場の朝)

【出荷申込書・出荷計画書】の提出

「どんな品目」を「何月頃」に「どんな頻度」で出荷し「予定売価」は、など検討して作成してください。

【出荷者協議会登録申込書】の提出

◆登録管理料       法人5千円、個人3千円 (加入時のみ)

◆年会費  一般2千円、特別3千円

◆添付書類 運転免許証など身分証明書(法人の場合は登記事項証明書)

※道の駅では委託販売(手数料15%)の形態をとっています。(手数料は品目によって異なる場合があります。)

※品目によっては営業許可証等が必要となる場合があります。

※その他出荷に関してご不明な点はお気軽にお問合せください。(物販部)   
 

西いなば気楽里通信R2.10月号

出荷者さんご紹介「ジビエ工房弥生の里」秋田典昭さん(鳥取市青谷町)

森からの贈り物・ジビエ もっと美味しく
「ジビエ工房弥生の里」秋田典昭さん(鳥取市青谷町)
 
 ほのかなさくらチップの香りにスパイスが効いたイノシシ肉の燻し焼きを口に入れると、噛めば噛むほど旨味が口いっぱいに広がります。そして、スーパーで買ったワインを片手に目を閉じると、高級レストランで食事をしているかのよう。
   昨年の12月から自宅裏にジビエ工房を開いている秋田さんは、およそ30年前に狩猟免許を取得。捕獲から解体まですべてご自身で。「農作物を食べたり、畑を荒らしたりするイノシシやシカを有効活用し喜ばれるものにしたい」と、試行錯誤しながら今の燻し焼きにたどりついたとのこと。  
 ハーブや玉ねぎ、人参などの入った「たれ」の配合をお聞きすると企業秘密ときっぱり。毎週火曜日と土曜日に道の駅に出荷されています。イノシシ肉やシカ肉以外にも鶏肉や塩サバの燻し焼きもおススメです。

ピックアップ「おかげさまで来場者100万人突破!!」

 シルバーウィーク中の9月21日、西いなば気楽里の来場者が100万人を突破しました。100万人目となったは気高町にお住いの米田さんご一家。記念証のほか日光生姜を使用した道の駅オリジナル牛そぼろやわかめスープなどなどが入った記念品をお贈りしました。西いなば気楽里のオープンは昨年6月30日。この間コロナ感染拡大防止のためおよそ1ケ月に及ぶ休業もありましたが、地域の皆さまはもとより出荷者の皆さまなど多くの方に支えていただき、この日を迎えることができました。引き続き感染防止対策に万全を期しながら、皆さまの楽しいご旅行・地域の皆さまの安全で安心な日常生活のご支援に精一杯努めてまいりますのでよろしくお願いします。

道の駅イベントスケジュール 2020.10月~11月

◆10月10日(土)
秋の里山散策~キノコを訪ねて~
※台風14号のため中止しました。
・9~13:00 小鷲河地区公民館集合
・散策場所:鷲峰神社から旧キャンプ場周辺
 
◆10月11日(日)
ハロウィンジャンボ宝くじ売り出し
・10~14:00 情報・休憩コーナー
 
◆10月14日(水)
鳥取市リーダーアカデミー"西部地域ゼミ"
・14~16:00 体験加工・地域交流室
 
◆10月25日(日)
6回青谷ふるさと公演in道の駅西いなば気楽里
・10:00~ 14:00~の2回公演開演 体験加工・地域交流室
・箏、尺八と洋楽器のコラボ演奏、独楽曲芸、因幡の傘踊り
・出演:アロマランドアルファー、安藤正樹(独楽回し)
 
◆10月30日(金)
青谷高校/あおこうまるしぇ
・13:30~15:30 体験加工・地域交流室、ふれあい広場ほか
・青谷学発表 、和紙ブックカバー販売、古代米飯盒炊飯ほか
 
◆11月7日(土)
草木染め鹿革のミニフラットポーチづくり
・13:30~16:00
・講師:窪田恵里花(ジビエデザイナー)
・体験加工・地域交流室
・定員10人
・参加費500円
・問合せ いなばのジビエ推進協議会 080-2948-3404(米村さん)
 
◆11月28日(土)
第4回レストランコンサート"トークと音楽の夕べ"
・18:30~
・出演は、とうふるーと奏者アゾースキーさんとAmyuのみなさん
・弥生の土笛と豆腐竹輪の笛の競演

道の駅活用術その⑤ みんなのフリースペース"体験加工・地域交流室"・ "情報コーナー"

研修・会議・イベントに・・・・
子ども食堂(6/13・地域交流室)
西いなば気楽里には、サークルや各種団体・事業所など地域の皆さまに自由にご利用いただけるスペースが多くあります。展示会や音楽発表会はもとより会議や料理教室・物品販売など様々な使い方ができます。ご希望の方・興味のある方はお気軽にお問合せください。
【体験加工・地域交流室利用料】
非営利活動  600円/時
営利活動  1,200円/時
 
※事前にお申込みください。
※目的・内容によって減額・免除いたします。
※情報コーナーは出店を除き原則無料です。
 

サイクリングのススメ「全身で満喫 西いなばの"秋"」

とっとり横断サイクリングロード完成
 写真提供:鹿野往来交流館童里夢
 鳥取県では、山陰自動車道の開通により車の通行量が減少する国道9号線沿線の地域活性化を図ろうと、県内を東西に横断する「鳥取うみなみロード」の整備が、今年3月に完了しました。
 境港から浦富まで続くほぼ一直線のサイクリングロードで、土地勘のない方でも迷うことなく走行いただけるよう路面にルート案内表示が設置されています。青谷・魚見台・浜村海岸など日本海の美しい海を間近に、自転車ならではの爽快な海風を肌に感じながら西いなばの秋を満喫いただけます。
ちょっと脇道「湖山池・鹿野周遊ルート」へ
鳥取うみなみロードを少しはずれると脇道オプションロード「湖山池・鹿野周遊ルート」。湖山池を一周しゴルフ場を横目に県道を下り瑞穂街道へ。矢口交差点から国道9号線(うみなみロード)を青谷まで走ってあおや和紙工房方面へ。次いで五本松から林道を北進し会下から鹿野温泉を目指します。鹿野城下町を抜けて法楽寺から再び吉岡へ。延長約70Kmの起伏に富んだルートです。一気に走り抜けるのも、途中下車しながらゆっくりゆっくり走るのもOK。お好みのスピードでお楽しみいただけます。

西いなば気楽里通信R2.9月号

出荷者さんご紹介「気高地域女性部」さん(鳥取市気高町)

気高町の美味しいものを笑顔と一緒にみなさんへ
「気高地域女性部」さん(鳥取市気高町)
  瑞穂地区産のお米にホタテ貝のうま味がギュッと詰まった「ほたて飯」。秘伝のツワブキの佃煮が添えられています。この佃煮、代表の池長綾子さんがお母さんから伝授されたもので、あくだしや天日干しなどを行いながら手間暇かけて作られています。やさしい味の「ほたて飯」と、醤油がしっかりとしみ込んだツワブキとの相性は抜群。日曜日の限定販売ですが注文については相談に応じるとのことです。
「ほたて飯」の他にも、地元で栽培されているキクラゲのうま煮も試行錯誤しながら商品化。いずれの商品とも、池長さんのニッコリ笑顔のイラストが目印です。

駅弁食べて旅気分「道の駅 駅弁フェアー」開催

鳥取県内各地と全国の駅弁が道の駅に集合!!
9月20日(日)
     21日(月) 敬老の日
(両日とも午前9時~午後3時)
 
$$駅弁フェア・予約券発行のお知らせ$$
駅弁フェア当日は、早期に売り切れになることが予想されます。  
事前に「駅弁予約券」をご購入されることをお勧めします。
予約券ご希望の方は、道の駅インフォメーションでご購入いただけます。
※予約券販売日 9月13日(日)~16日(水)
※駅弁お取り寄せ便のご案内
 駅弁フェアにあわせて、東京・大阪などの「全国駅弁フェアー」で常に上位にランクインするお弁当をお取り寄せします。全国の有名駅弁で旅行気分を味わってください。  
お渡し日は9月16日(水)、23日(水)となります。(それぞれ締切日かあります。ご注意ください。)
 
【お取り寄せ対象駅弁 4種類】
①栗おこわ弁当(岡山駅) ¥900 
②網焼き牛たん弁当(仙台駅)  ¥1100
③トロかにめし(鳥取駅) ¥1080
④素晴らしいたけ弁当(鳥取駅) ¥1200
 
【ご予約方法】
※物販コーナーレジで引換券をお買い求めください。
※お申込み締切りは、9月11日(16日お渡し分)、9月18日(23日お渡し分)

出荷者募集中!!

道の駅では、ご自宅又はご指定の場所まで農産物等の集荷に伺わせていただきます。少量・不定期でもOKです。お気軽にご相談ください。皆さまの野菜で「西いなば気楽里」を是非いっぱいにしてください。(担当:福田)
 
※お近くまで集荷に伺います!!

図書はコンビニ受け取りが便利です!

鳥取市立図書館の「貸出しカード」をお持ちの方なら、ファミリーマート西いなば気楽里店で24時間いつでも図書の受け取りができます。
 
※カードの申請、資料の予約、受け取りなど詳しくは図書館にお問い合わせください。
 ☎中央図書館 0857-27-5182
 ☎気高図書館 0858-87-2702

道の駅活用術その④ 足湯でホッ!!

 西いなば気楽里には足湯があります。これも他の道の駅にはほとんど見られない設備の一つです。今月の「道の駅活用術」では道の駅の足湯の仕組みを一気にお教えします。足湯のメリットはなんといっても血行促進。足には身体中の内蔵器官のツボが詰まっていると云われます。まだまだ残暑厳しい毎日ですが、涼風吹き抜ける東屋の下、鷲峰山に秋の気配を訪ねながら、夏バテ気味の体と心をきっとほぐしてくれるはずです。
浜村と鹿野のお湯
 道の駅の足湯は浜村・鹿野の温泉スタンドから定期的に運搬しています。一度に運ぶお湯は約8トン。ドラム缶に換算すると約40本分です。新鮮な温泉は駅構内の貯湯タンクに注ぎ込まれ出番を待つことになります。
森と地球の優しさにひたる
 でも、新鮮な温泉も時間の経過とともに温度が低下してきます。そこで登場するのが2台の薪ボイラー。薪を燃やした熱を巨大な蓄熱タンクに貯めておきます。
 そして足湯から還ってきたお湯は綺麗にろ過された後、蓄熱タンクで温められ再び足湯へと送り出されていきます。名付けて「バイオマス足湯設備」。薪を燃やすと二酸化炭素が発生します。しかし樹木はその成長過程で沢山の二酸化炭素を吸収してくれます。その量は相殺され空気中の二酸化炭素量には影響しないと云われています。地球にも私たちのにも優しいエネルギーなのです。
 
※薪は智頭などから購入。西いなば周辺での調達実現が期待されます。

西いなば気楽里通信R2.7月号

出荷者さんご紹介「伊藤正人」さん(鳥取市気高町)

鷲峰山からの風がほどよく吹いて実る"伊藤さんち"の柿
「伊藤正人」さん(鳥取市気高町)
  伊藤さんの柿づくりの源流は、半世紀前お父さんの畑に根付いていた1本の小さな木。今では1.5haの山畑に「本数を数えるのがむずかしい」とおっしゃるぐらいの柿の木が築山の松のように美しく枝を張っています。
「真夏の太陽をたっぷりと浴びた後、9月の雨に濡れながら膨らんでいく柿にスーッと吹き抜ける風が雨露を乾かし、皮が薄くきれいな柿を育んでくれる。」そして、昼と夜の寒暖差によって甘みの強い柿に。正人さんと逢坂の大自然。二人三脚で育てられた「伊藤さんちの柿」は暑さがホッとひといきつく9月末から店頭へ並びます。

4連休は「すいか」「メロン」大売り出し

暑いあつい日本の夏。すいかを食べて元気に乗り切りましょう。
 
7月23日(木) 海の日
  24日(金) スポーツの日
  25日(土)
  26日(日)
 
※コロナに負けるな!巣ごもり応援「送料半額キャンペーン」実施中!!
鳥取県在住の皆さまが「ふるさと産品」を当駅で購入され、県外に発送される場合、送料を半額とするサービスを実施しています。
西いなば気楽里セレクション「西いなばお土産セット」や「ごはんのお供セット」はじめ、旬の野菜や果物・干物・ちくわ詰め合わせなど様々ご用意できます。詳しくはスタッフまでお気軽にお声がけください。
 
【通常送料の半額でお送りいただけます】
例)※クロネコ便80CMサイズの場合
●中国・四国・九州・関西方面 1,150円⇒575円
●関東地方  1,370円⇒685円

道の駅に警察音楽隊がやってくる!!

●日時 7月17日(金) 午後1時~1時半
●場所 レストラン鷲峰山 屋外 (足湯付近)
●演奏予定曲
♪坂本九コレクション
♪行進曲「美中の美」
♪ときめきマイタウンなど
 
※マスク着用のご協力お願いします。
※雨天時また鳥取市内で新たなコロナウィルス感染が発生した場合は中止します。
 

道の駅活用術その③「夏休み特集・父ちゃんパワー活かす方法教えます!」(道の駅流)

 西いなば気楽里には、他の道の駅には見られない部屋があります。農産加工室・海産加工室もその一つ。新鮮な食材が日々ここで加工され、刺身や佃煮などが新鮮なまま店頭に並びます。もう一つは、皆さまに様々な目的でお使いいただける「体験加工室・地域交流室」・「ふれあい広場」です。
 コロナの影響で少し短くなってしまいましたが夏休みは目と鼻の先。今月の「道の駅活用術」では、特色ある駅スペースを活用した貴男の技を一層磨くスペシャルなイベントをご紹介します。ご家族おそろいでお楽しみください。
親子おさしみ教室/8月2日(日)
●時間 1回目13:30~2回目15:30~  (いずれの回も1時間程度)
●場所 体験加工室
●定員 各回6組まで(先着順)
●持ち物 エプロン、汗拭きなど (マスクもね)
●参加方法
※電話、FAX、メールにて氏名・人数・連絡先を添えてお申込みください。7月28日(火)締切りです。
※当日はお好きな魚を鮮魚コーナーでお買い求めください。
※出来上がった刺身は、晩御飯にお楽しみください。
「竹の風車」手作り教室/8月8日(土)
●時間 午前10時から午後3時の都合の良い時間 (30分~1時間程度)
●場所 体験加工室
●定員 50人(先着順)
●持ち物 汗拭きなど (マスクもね)
●参加料 500円(材料代)
※「竹の風車」参加補助券2枚ご持参の方は無料
○参加方法  当日受付。事前申込は不要です。
 
主催・お問合せ:竹の風車同好会 0858-87-3009(岸田さん)】
協力: 道の駅西いなば気楽里
親子で天の川散歩/8月22日(土)
●時間 午後7時半から8時まで
●場所 ふれあい広場(浜村川沿い)  
●持ち物 汗拭きなど(マスクもね) 望遠鏡お持ちの方はご持参可
●参加料 無料 
●参加方法 当日受付。事前申込は不要です。
●星空案内 : 鳥取天文協会

第2回「トーク&音楽の夕べ」

~鹿野ふるさとミュージカルの調べ~
 
●期日 8月22日(土)
●時間 午後6時半~7時半
●会場 道の駅レストラン鷲峰山
●出演 川下はるか 森下愛美 西岡千秋 ひやまちさと外
●定員 50人(入場整理券が必要です。)
※入場整理券(500円/ワンドリンク・お菓子付)
※8月1日から道の駅にて販売開始!!

 

西いなば工芸アート村推進事業

 
道の駅西いなば気楽里は気高町・青谷町・鹿野町地域で活動しているアーティストやまちづくり団体を応援しています。
※令和2年度支援・連携事業 ※※※※
〇浜村温泉映画塾・映画祭
〇ひおき工芸の郷
〇鹿野藝術祭

西いなば気楽里通信R2.6月号

出荷者さんご紹介「まめっこ」さん(鳥取市青谷町)

大豆の甘みがぎゅっと詰まった"まめっこ"の豆腐
「まめっこ」さん(鳥取市青谷町)
   青谷町の清らかな水と西いなば産大豆を使用した無添加の手作り豆腐。ひと晩水につけた大豆を石うすでつぶし、木綿でこした後に火にかけ、にがりを加えて出来上がり。「豆腐は天候や気温、作る人の気持ちによって変わる生き物」とおっしゃるのは、10年間豆腐作りに携わってこられた代表の土橋八千代さん。こうして4時間かけて作られる「まめっこ かちべとうふ」は、勝部地区の里山がデザインされたパックに、一つ一つていねいに詰めて出荷されていきます。

出荷者さん募集中「お近くまで集荷に伺います」

道の駅では、ご自宅又はご指定の場所まで農産物等の集荷に伺わせていただきます。少量・不定期でもOKです。お気軽にご相談ください。皆さまの野菜で「西いなば気楽里」を是非いっぱいにしてください。(担当:福田)
                                            

~頼ってください みんな笑顔に なるように~

けたかくるりこども食堂「ありがとうの会」
 6/13土 道の駅気楽里体験交流室にて、地域の皆さんが届けてくださった食材(ネギ、カレーセット、白バラ牛乳、ヨーグルト、塩サバ等)や制服・カッターシャツ等など、必要としている皆さんにお分けするイベントが開催されました。当日はパエリアのふるまいもあり大変大勢の方々にご来駅いただきました。

図書はコンビニ受け取りが便利です!

 鳥取市立図書館の「貸出しカード」をお持ちの方なら、ファミリーマート西いなば気楽里店で24時間いつでも図書受け取りができるようになります。7月1日スタートです。
 ※カードの申請、資料の予約、受け取りなど詳しくは図書館にお問い合わせください。
 ☎中央図書館 0857-27-5182
 ☎気高図書館 0858-87-2702

道の駅活用術その②「あなたの大切な人へ"ふるさとの香り"お届けします」

 

 新型コロナウィルスの緊急事態宣言はひとまず解除されましたが・・・。県境をまたぐ移動は引き続き自粛が求められています。長期間にわたり帰省がままならないご家族がきっといらっしゃることと思います。あなたの大切な人へ"ふるさとの香り"を沢山詰めてお届けしてみませんか。道の駅がお手伝いします。

 
【ご利用方法】
①送り先を書いたメモを持ってご来駅ください。
②お気に入りの商品をお選びください。
③商品代金と送料をレジにてお支払いください。
     (箱代金は不要です。)
一緒に送りたい品物もお預かりします。
⑤あとは道の駅スタッフが箱詰めしクロネコ便にて
大切に発送させていただきます。
おすすめセット No.1 [道の駅西いなば気楽里セレクション】
西いなばおみやげセット
 「西いなば おみやげセット
・日光生姜と鳥取牛そぼろ(道の駅限定)
・鹿野そば (乾麺 2食分)  ・日光生姜饅頭
・日光生姜のわかめスープ
・鹿野生姜の甘煮(道の駅限定オリジナル)
・白バラ牛乳クリームシチュー
・イナサのさしみ醤油
・おいり(茲矩生姜入り)     8品   ¥3,990(税込み)
おすすめセット No.2 [道の駅西いなば気楽里セレクション】
西いなばごはんのお供セット
西いなば ごはんのお供セット
・日光生姜と鳥取牛そぼろ(道の駅限定)
・日光生姜のわかめスープ
・鹿野生姜の甘煮(道の駅限定オリジナル)
・のり佃煮      ・もさえびふりかけ
・カラフルらっきょう(唐辛子味)
・のどぐろ味噌汁(生味噌タイプ)
・さくら姫米(3合)      8品   ¥3,560(税込み)
配送料の目安

西いなば気楽里通信R2.5月号外

レストラン鷲峰山「新メニューでお待ちしています~6月1日より~」

 
チョットご紹介
 
きらりランチ☆彡 1,181円(税込1,300円)
ホタテ貝殻丼  1,091円(税込1,200円)
生姜焼き定食 864円(税込950円)
唐揚げ定食 864円(税込950円)
お子様ランチ 700円(税込770円)
亀井御膳  1,364円(税込1,500円)
サーモン漬けとろーり丼 909円(税込1,000円)
塩サバ定食 818円(税込900円)
エビフライ定食  1,091円(税込1,200円)
トマトとクリームチーズのパフェ727円(税込800円)
 
「私のおすすめメニュー」
西いなば日替わりランチ 909円(税込1,000円)
~その日入荷した地場食材を料理長がチョイス! 西いなばの"旬"をお楽しみください~

西いなば工芸アート村推進事業 トーク&音楽の夕べ(第1回)

レストランコンサート~ふりむけば鷲峰山~
とき 6月27日(土) PM6:30~(7:30終了予定)
ところ 道の駅西いなば気楽里レストラン
出演 武部仁&岡田実、ひやまちさと他
定員 50人(整理券をお求めください。)
※整理券500円(ワンドリンク・お菓子付) 6月6日発売開始

西いなば気楽里通信R2.5月号

募金のお礼とご報告「首里城応援チャリティーライブ」

"ゆいま~る" の皆さん ( 3/1 情報コーナー)
 この度は、首里城応援募金にご協力いただきましてありがとうございました。
募金の総額は¥100,487となり。沖縄県首里城復旧・復興支援募金活動事務局へ寄付いたしましたことをご報告させていただきます。
      

編集後記

「ゴールデンウィークの休み疲れが・・・」いつもの年ならこんな会話が飛び交う頃。新型コロナウィルスにより日本はもとより世界が一変。緊急事態宣言は全国的に延長されましたが、わが鳥取県はじめ、東京・大阪など特定警戒13都道府県以外では、いつもの社会・経済活動を取り戻していくための取り組みが徐々に動き始めました。西いなば気楽里も5月16日(土)から再出発です。まだまだマスク越しですが、一日も早くみなさまの笑顔にお逢いできますように。(駅長)  
鳥取西いなばまちづくり株式会社
〒689-0422
鳥取県鳥取市鹿野町岡木280-3
TEL.0857-82-3178
FAX.0857-82-4178