西いなば気楽里通信
西いなば気楽里通信R3.7月号
編集後記
西いなば探訪の取材を兼ねて鹿野城跡を訪ねました。緑深まるお堀の桜。内堀に架かる朱塗りの橋は昨秋本丸橋と命名されました。鮮やかなコントラストと木々を渡る涼風、外堀へと流れ下る水音・・・梅雨の最中であることを忘れさせてくれました。本丸橋命名者のお一人は佐々木豊さん(鹿野町殿町)。平成20年から「城山まもりたい」を率いられ、季節ごとの草刈りや施肥作業などは多くの子どもたちも参加する一大イベントに。町内会輪番による年三度の城山清掃も連綿と続いています。悠久の時を経て多くの人々の沢山の思いがいっぱい詰まったお城山。桜満開のお城山で繰り広げられる鹿野祭り。来年の春こそきっと。訪れるその瞬間がとても待ち遠しい。(駅長)