西いなば気楽里通信
西いなば気楽里通信R2.11月号
今月の特集
きのこ王国とっとり「西いなば きのこフェスタ」
ちょっと昔、青谷町にタケオさんちゅーこおじくなアッツャンがおんなさってないな、山でシイタケのほだ木の世話をしとっただってーな。腹がへったんでたばこしょうかいなって持ってきたパンを食べとったら、目の前のほだ木からちょびっとシイタケが頭をだしとったもんだけ、なしてっちゅうこたーないだけどパンの袋を被せて帰っただってーな。そがして数日後に行ってみたら「わったいな!なんちゅうがいなシイタケになっただいな!」って、ごっついおべんさっただってーな・・・・
こんなエピソードを元に、やがて誕生することになったのが「鳥取茸王」です。でも、"茸王"を名乗ることができるのは傘径8センチ以上、厚さ2.5センチ以上。出現率はほんの数パーセント。現在の栽培技術が確立されるまでにはゆうに10年を超える研究・試練の月日が必要でした。 (方言変換と文責: 道の駅西いなば気楽里通信編集部)