西いなば気楽里通信

西いなば気楽里通信R2.9月号

道の駅活用術その④ 足湯でホッ!!

 西いなば気楽里には足湯があります。これも他の道の駅にはほとんど見られない設備の一つです。今月の「道の駅活用術」では道の駅の足湯の仕組みを一気にお教えします。足湯のメリットはなんといっても血行促進。足には身体中の内蔵器官のツボが詰まっていると云われます。まだまだ残暑厳しい毎日ですが、涼風吹き抜ける東屋の下、鷲峰山に秋の気配を訪ねながら、夏バテ気味の体と心をきっとほぐしてくれるはずです。
浜村と鹿野のお湯
 道の駅の足湯は浜村・鹿野の温泉スタンドから定期的に運搬しています。一度に運ぶお湯は約8トン。ドラム缶に換算すると約40本分です。新鮮な温泉は駅構内の貯湯タンクに注ぎ込まれ出番を待つことになります。
森と地球の優しさにひたる
 でも、新鮮な温泉も時間の経過とともに温度が低下してきます。そこで登場するのが2台の薪ボイラー。薪を燃やした熱を巨大な蓄熱タンクに貯めておきます。
 そして足湯から還ってきたお湯は綺麗にろ過された後、蓄熱タンクで温められ再び足湯へと送り出されていきます。名付けて「バイオマス足湯設備」。薪を燃やすと二酸化炭素が発生します。しかし樹木はその成長過程で沢山の二酸化炭素を吸収してくれます。その量は相殺され空気中の二酸化炭素量には影響しないと云われています。地球にも私たちのにも優しいエネルギーなのです。
 
※薪は智頭などから購入。西いなば周辺での調達実現が期待されます。
鳥取西いなばまちづくり株式会社
〒689-0422
鳥取県鳥取市鹿野町岡木280-3
TEL.0857-82-3178
FAX.0857-82-4178

 
TOPへ戻る